京田辺市内の小学校で音楽の授業を実施

2019/07/26

開催日:2019年6月25日(火),7月18日(木)

学芸学部音楽学科の授業「音楽によるアウトリーチ」の履修生が、京田辺市立田辺東小学校と三山木小学校を訪問し、高学年の児童を対象に音楽の授業を実施しました。
この訪問授業は、京田辺市と同志社女子大学との連携事業の一環として、昨年度から実施しています。

小学校を訪問したのは、大学で授業「音楽によるアウトリーチ」を履修する学生5名(声楽専攻4名、音楽文化専攻1名)です。アウトリーチ活動とは、本来その活動(本科目の場合は音楽)が行われていない、さまざまな教育・医療等の現場に赴いて、自分の専門分野の活動(この場合は音楽)を行い、その場に文化・芸術的理解をもたらし、交流を深めることを目的とします。

大学の授業「音楽によるアウトリーチ」では、学生が卒業後に演奏家としてセルフプロデュースできるよう、演奏会など公演の企画から開催まで一連の流れを学ぶことを目標としており、今回の小学校訪問に向けて、学生は事前に小学校の先生方と打合せを行い、練習を重ねてきました。

小学校の授業は、「サウンドオブミュージック」のミュージカルから始まり、学生は「ドレミの歌」や「エーデルワイス」の二重唱を披露しました。その後、「今日は歌うことの楽しさ、音楽の素晴らしさを学んでほしいです!」と児童に伝え、「腹式呼吸、ひびく声、表現」をテーマに、歌唱曲の指導を行いました。

最初子どもたちは、学生の歌声の響きに驚いている様子でしたが、授業の終わりには、学生に「音楽を好きになったきっかけは何ですか?」「歌う時に笑顔を忘れてしまうのですが、どうすれば良いですか?」「どこでコンサートをやっていますか?」など熱心に質問していました。

これらの授業を通して、子どもたちは、声楽を専攻する学生の生演奏を聴いて学ぶことができ、また、学生は鍛錬の成果を学外で発揮して子どもたちの反応を間近で見て学ぶことができました!

 

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