写真ワークショップ 写真のミラクル「ありふれたモノから別の世界を創る」

2012/07/20

【2012年度 第3回 情報メディア学科ワークショップ】

日時:2012年7月15日(日)11:00 - 17:30
幻想的な光の演出で、独自の世界観を写真で表現しつづける美術家・赤崎みま氏を講師にお迎えし、写真ワークショップを開催しました。

午前中は、36ミリ×24ミリの透明フィルムに油性マジックで模様を描き、それらをスライドプロジェクターで幅3メートル高さ2メートルに拡大投影することから始まりました。
午後は各自のカメラをつかって接写撮影をおこないました。被写体はビー玉やアルミホイル、花びらといったどこにでもあるようなもの、あるいは学内で見かける、ごく「ふつう」の風景です。今回はのちの画像編集を前提とせず、あくまで接写距離や光線の具合、被写体の選択に重きを置いて撮影がなされました。参加者は被写体にかぎりなく近づき、光線を工夫することで、それぞれのミラクルな(奇跡的)世界に出会ったようです。そこには撮影している本人でさえ驚くような世界がありました。
ただ見えるものを撮るのではなく、撮るものをまず見るという行為に意味を見出すことができたワークショップでした。

参加者14名