映画「Whole」上映会およびハイブリッド・トークを開催しました

2022/05/25

映画「Whole」上映会およびハイブリッド・トーク

日 時:2022年4月27日(水)15:30~17:00
参加者:同志社女子大学学生および教員 約50名

 

4月27日(水)に国際教養学科では、「ハーフ」をテーマとした短編映画「Whole」の上映会とハイブリッド・トークを開催しました。

まず、「Whole」を鑑賞したのち、監督のBilal Kawazoe氏、中村春樹役のKai Sandy氏、森誠役で脚本を担当されたUsman Kawazoe氏をお招きして、会場とオンラインでつなぎ、映画について質問や感想などについて質疑応答を行いました。

 

映画の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.whole-movie.com/

 

参加者からは様々な感想が寄せられました。

「今まで私は、特に何も考えずに「日本人」「ハーフ」「外国人」という言葉を使っていたのですが、無意識のうちにしていた区別で傷ついている人もいることを知り、言葉の重みを感じました。」

 

「自分は日本で生まれ育って、日本にしかいたことがないからとても新鮮でした。また、"自分がマイノリティになったら、どうなるのだろう?"と考えさせられる映画でした。」

 

「視野を広く持つことの大切さが分かり、人にラベルを貼ることは無意識でもしてはいけない、変えていかなければならないことだと理解しました。」

 

「今回の鑑賞会は自分の中で答えが簡単に見つからない問題について深く考えるといういい機会になりました。映画を見る中で私が一番感じたことは、見た目や素振りからその人が何であるのかは測れない、ということでした。」

 

「私の周りでは、ハーフの人は顔立ちが外国人のようで羨ましいみたいなことを言う人が結構いて、悪い印象を持つ人は少ないのですが、だからといって、決して本人が嬉しいわけでもないんじゃないかなと思いました。勝手に日本人ではないみたいな括り方をされていたり、私達の無意識の中でそう働いていたりするかもしれないし、色々な観点で物事を見ていくことは大切だなと感じました。」

220517_international_1.JPG

 

220517_international_2.jpg