国際教養学科・国際教養学会の共催にて、フォトジャーナリストの林典子さんをお招きして、「フォトジャーナリストが見た世界～1枚の写真に込める思い～」と題して講演会を開催しました。

約100枚もの写真を見せていただきながら、一人ひとりのストーリーを丁寧にお話しいただき、林さんが写真に込められた思いを伺いました。林さんがプロジェクトとして取り組んでおられる硫酸をかけられたパキスタンの女性、キルギスの誘拐結婚、ヤズディの人々について、女子教育やマスメディアの報道のあり方にも関連付けてお話がありました。

約150名の方にご参加いただき、「自分で声を上げることができない女性たちの代わりに世の中に伝えるという仕事は本当に大変ですが、とても重要だと思いました。」「センシティブな内容の取材も多いので、女性と話しをするときは同じ女性である林さんだからできることがあるのだと思いました。」「広い視野をもち柔軟に考えること、そして挑戦することが大切だと思いました。」という感想が寄せられました。