留学レポート
国際教養留学中の学生や留学を終えた学生から寄せられた、留学先での勉強や生活についての意見をご紹介します。
留学中の学生レポート
Algoma University(Canada)から
Newcastle University(U.K.)から
In this month, I spend time going to my classes, to short trips, and joining volleyball team. I could feel some culture here, because we had Halloween and Guy Fawks Day at the end of October and beginning of November. These will be valuable memories what i cannot experience in Japan. I started get used to life here, but still have some difficulties to manage my time. Two months has passed since I came here, so I think I should study more. Actually I could make many friends, I often go out with my friends, and enjoy talking with them, however I need to have more time to study. From this coming January, I will take module in University, so I should prepare enough. Now it is getting colder in Newcastle. We sometimes have snow. Now the city on Newcastle is so busy for Christmas.
Wells College(U.S.A.)から
I am still in winter break most of this month. After celebrating New Year in NYC with my friend, I have stayed in New Hampshire with some host families. I have experienced American normal life, baking cookies and apple pie, going church every Sundays, visiting nursing home, and hospital. I also went to local high school and took some classes last Thursday. That was a good experience for me. Everyday, I feel warmth of people. I can't believe classes will begin from next Monday, but I'd like to enjoy studying next semester, too.
University of Winnipeg(Canada)から
New semester started on 12th January. It is difficult for me to adapt new class's pace for first week, but I am used to this speed gradually. I take Business course which professor teaches with ESL students. This teacher teaches same class material to native Canadian students in different class. It is hard for me to listen to what my teacher says. However, ESL teacher teach us how to concentrate the class and listen to the main idea in the afternoon class twice a week. I think it is very helpful to prepare for taking regular class in the main campus. Compared to the former class, this class concentrates on reading, writing, discussion, and presentation. Test is usually based on application of class contents. In addition, we take Introduction to Canadian Studies with the members of Doshisha Women's College after the class. We went to the Manitoba Japanese Canadian Cultural Centre. There are Japanese magazines, books, and videos. We can borrow these materials. Canadians are interested in Japanese because Japanese magazines are intelligent and modern. Japanese class such as calligraphy, flower arrangement, and tea ceremony. What Canadian students made is sold in the center. My teacher will teach us about Canadian discrimination to the aborigine in the north. I'm curious about this topic personally because I went to this kind of museum.
University of Wollongong(Australia)から
I could complete ETS course on the beginning of month with credit and moved to short holiday. I had traveled to some places with friends and had so much fun there. Also, my life has changed dramatically especially in terms of accommodation which has many people from different countries. There are a lot of activities for new students everyday in University and International House.
University of Alberta(Canada)から
冬学期は前回もレポートで述べた通り、AnthropologyとSociologyの入門クラスを履修しています。Anthropologyの講義では、2回目の中間試験が先週ようやく終了し、あとはどちらの講義も期末テストを残すところです。中間試験が終わり、Anthropologyの講義そして、Sociologyの講義ともに自分の興味のある分野に入ってきたということもあり、毎回の授業がとても興味深いものとなっています。ノートの取り方や、教授が言っていることが、だんだんと分かるようになってきました。それに加えてAnthropologyの講義では、カナダの生徒同様パソコンを使ってノートをとるようになりました。教授が口頭で言っていることなどもノートに書き込めるため、予習の際にとても役に立っています。Anthropologyは現在、家族について現在学習しています。Sociologyでは、ジェンダーなどについて学習しています。Sociologyは、私にとってとても大変予習、復習が必要な講義となっています。講義は、とてもおもしろく教授も理解しやすいように毎回進めてくれるのですが、試験となるととても大変です。あとは、期末試験を頑張るのみといったところです。留学もあと3か月しかないということで、個別研究のテーマであるMulticulturalismについて、さらなる学習が必要と考えています。最近気になっていたことを例として一つあげたいと思います。特に、アルバータ州では中国からの移民の人々を多く受け入れている事が特徴の一つとして上げられます。私の住んでいる寮の半分以上が、中国から移民してカナダ人になった人、もしくは中国からの留学生がたくさん住んでいます。実際に、私は1度寮の中で部屋を移動したのですが、前のルームメイトそして、現在のルームメイトも中国から来た生徒でした。このように多くの移民を受け入れているアルバータ州ですが、大学生活をしている限り多くの学生が、自分と同じ民族の生徒と過ごしていることが多くみられます。講義を受けていても、多くの学生が同じ人種の人と座っていることが多いのではないかと気づきました。それには、何か理由があるのか、というところも最近気になっていることの一つテーマです。
University of California, Riverside(U.S.A.)から
こんにちは。こちらアメリカはwinter quarterが始まって3週間がたちました。日本は期末テストで忙しい時期ですね。今学期は3つの正規授業を受講しています。キャンパスライフにも慣れてきて、勉強のペースや生活リズムの調節の仕方、テスト勉強の方法もだんだんつかめてきました。先学期よりも宿題が多く、readingの量も増えましたが少しずつ自分なりにこなしています。research topicは、先生がおっしゃったように、イラク戦争やヴェトナム戦争についてもおもしろそうだと思ったのですが、これらのトピックは法律や政治問題にも絡んでくるので、少し難しい気がします。こちらでも法律の授業などは取れますが、法律と言ってもworldwideに勉強しなくてはならないと思います。なので、かねてから興味があったヨーロッパの歴史についてやはり調査してみたいと思います。特に、この前の学期は二つの大きな世界大戦下のヨーロッパについて学び、今学期はその前の時代、つまり長く続くヨーロッパ史の中でも比較的平和だった19世紀について勉強しています。すぐに確定した研究テーマは出せないかもしれませんが、この授業の担当教授にも相談するつもりです。飯田先生がご指摘されたように、まずは文献を読み、広く多くの知識を吸収してから狭めていくのがいいと思います。中間テスト後には、図書館も利用していく予定です。
University of Exeter(U.K)から
先日無事前期の法律と歴史のテストが終わりました。最初のころは特に、日本語でも理解が難しいというのになぜ法律を英語で学ばなければいけないのかと考えたりやらなければならないことが山ほど出され、本当に辛くて嫌になった時もありましたが、早朝までかかってトライアルの準備をしたり、実際に起訴したり弁護をするということは法学部でなければできない経験かと思うと、とても貴重に思います。今では後期も法律を取っても良かったかもと思えるほど好きになりました。何も知らないことを一から学ぶことはやはり面白かったです。そしてついに明日から後期が始まります。レポートにも書いたように後期は新たに心理学と前期に引き続き歴史を学びます。心理学は現地の学生にとっても難しいそうですが、また全力で立ち向かっていきたいと思います。やはり、勉強は興味を持つことが一番大切だということに気付きました。後期も楽しみながら勉強したいと思います。
留学後の学生レポート
Queen's University Belfastで学びました
Newcastle Universityで学びました
University of East Angliaで学びました
Victoria University of Wellingtonで学びました
留学はずっと前からの夢であり、新しい環境や友達に囲まれて楽しい時間を過ごすことができましたが、同時につらい時間でもありました。国際教養留学は観光ではないし、楽しいことばかりではありません。すべて英語で授業を受け、課題をこなすことは、私にとって大変なことでした。しかし、壁にぶち当たったときに大事なことは、落ち込むのではなく解決に向けて「行動」することだと思います。初めは新鮮な留学でも、時がたつと当たり前になってしまいだらだら過ごしてしまう日もありましたが、意義のある留学にするためには、自分から行動を起こさなければならないと思いました。この留学生活で、自分の長所とも短所とも向き合い、つらい経験やそれと戦って成長できた経験を通して、この先自分がどんな風になりたいかをたくさん考えました。このような貴重な時間を過ごすことができたのは決して自分ひとりの力ではなく、送りだしてくれた両親や応援してくれた友達、大切な人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
S.M.さん 2009年8月~2010年6月
University of California, Riversideで学びました
留学中は、いつでも自分が日本人であることに対する誇りを忘れずに、責任ある行動を取るよう心がけていました。たかが私一人ですが、私がいい加減な行動を取ることで、アメリカ人の日本人に対するイメージが下がってしまうことは事実なので、自分に対して誠実に、ルールを守ることを忘れませんでした。窶ィこの1年間でたくさんの経験をし、たくさんの人々に出会い、支えられて、人として成長することができました。そして今まで以上に自立した女性になれたと感じています。これからも努力を続け、学んだことを忘れずに、さらに成長した人間になることで皆さんに恩返しできればと思っています。
A.Y.さん 2009年8月~2010年6月
University of Winnipegで学びました
この留学生活は私にとって一番勉強をした時期となりました。授業後に図書館で何冊も本を読んだり宿題や課題をこなしたりといった毎日の繰り返しで、勉強に終わりがない日々でした。また授業は日本とは異なり参加型スタイルで、学生が意見を述べることによって授業が進むため、集中して聞き、考え、自分の意見を持つということに焦点を置いていました。今までの受け身でしか授業を受けてこなかった私にとって、このようなスタイルの授業は初めてで、慣れないことが多く毎日が挑戦の日々でした。皆が異なる意見を持ち、どれが正解というわけではなく、それらを共有することでお互いの価値観を知ることができるのだということを学びました。また、勇気をもって自分に挑戦することで大きな自信になりました。窶ィ
外国で暮らし、外国人と話していく中で初めて日本人であることを誇りに思いました。そして、自分が思っていたより日本という国はグローバルで、たくさんの人が日本について興味を持っていることに驚きました。日本人はとても礼儀正しい、日本は道がきれいなど、日本では当たり前だと思っていたことが外国で生活してみて、それらは日本の素晴らしい文化なのだと分かりました。相手を敬うこと、謙遜すること、マナーをきちんと守ることなど、日本人しか持っていないものがたくさんあることに気づかされました。そしてそれらは日本人であることの象徴でもあり、失ってはいけないものなのだと思いました。日本が好き、興味がある、と言ってもらえることがさらにうれしく、誇らしく感じるようになりました。
H.M.さん 2009年9月~2010年7月
University of California, Los Angelesで学びました
UCLAに留学したことで、たくさんの人々と出会うことができ、とても充実した1年を過ごすことができました。ロサンゼルスは映画産業の中心地であるため、映画やエンターテイメント業界で働いている人々や、プロデューサーやディレクターをめざしている人々と出会う機会が多く、そのような人々のおかげで貴重なお話を聞かせていただいたり、経験させていただいたりすることができました。UCLAエクステンションでディレクターをめざす方にアシスタントディレクターとして指名していただき、短編映画の制作をお手伝いしたり、映画関係のNPOでのインターンを通して井筒和幸監督の同時通訳者としてお仕事の依頼をいただいたり、大手日系企業でもボランティアという形でお仕事させていただき、たくさんの人生経験を積むことができました。
K. M.さん 2009年9月~2010年8月
Carleton Universityで学びました
カナダの首都、オタワにあるカールトン大学は、カナダ全土、そして世界中から生徒が集まる名門総合大学。周囲や学内の環境はとても良く、生活面ではなんの不自由もなく学業に専念できました。留学前の私の研究テーマは「カナダの環境問題と京都議定書の目標達成」。漠然としたものでした。同大学では、地理学や環境学を中心に、興味のある授業は中国語から心理学、法律の授業も選択。英語を学びに行くのでは無く、1年間のスキル科目で得た英語を「ツール」として、たくさんの課題や授業に励みました。その結果、カナダ全土にさまざまな環境問題があることを学び、その中から「オンタリオ州の再生可能燃料と原子力発電所」に焦点を絞り、環境問題への対策をテーマとすることに決めました。カールトン大学での12か月はとても有意義なものであり、視野を広げられる素晴らしい機会でした。
N.Y.さん 2008年9月~2009年8月
University of Winnipegで学びました
留学前は、ただ自分の英語のスキルを上げるだけの留学だと思っていました。しかし、実際は英語の上達よりも大事なものをたくさん得た1年間でした。留学中、教育、中でも"ノンネイティブによる英語教育"にとても興味を持ち、ESLの先生になりたいと思いました。日本人のESLの先生、ESLの先生をめざす友人との出会いがきっかけでした。周りを注意深く見てみると、自分のまわりにたくさんのチャンスがあることに気付きました。かつて高校で先生をしていた友人、日本語学校で日本語の先生をしている友人、日本語を学ぶ友人たち、実際にTESOLに挑戦している友人たち。今自分に与えられたチャンスを最大限活かそうと思い、地元の高校の授業見学、大人向け・子供向けのESLの見学、日本語教室の見学等に、友人の協力を得て、積極的に参加しました。私が留学中に心がけた事は自分の周りにあるチャンスを逃さない事、そして自らチャンスを積極的に作ることです。人との出会いは留学の中でも1番大事な事だと思います。普段出会わない人と出会い、話し、自分が変われるチャンスが何度もありました。そして、そのチャンスを毎回最大限に活かす事ができたことが留学成功の鍵だと思います。
I.Y.さん 2008年8月~2009年8月
Queen's University Belfastで学びました
私は、9ヵ月間という短い留学期間に、本当に多くを学ぶことができました。大学では、前期に社会学や人類学の科目を受講し、後期に政治学や国際関係論、社会保障学の科目を受講しました。授業が始まって最初の1ヵ月ほどは、講義内容の専門性の高さや他の学生のディスカッションの勢いに戸惑い、もっと勉強しておけば良かったと思いました。しかし、プレゼンテーションやグループワークを通して、他の学生から刺激を受けることが多く、チュートリアルを通してたくさんの友人を作ることができました。もちろん、大学の講義やチュートリアル以外でも、寮やファームステイ、ホームステイ、週3回通っていた教会での礼拝やミサ、インターナショナルカフェ、旅行などを通して、年代や国籍を問わず多くの人々に出会うことができました。これらの経験はTOEFLやTOEICの点数では決して測ることのできない人生の糧となっています。いつか、留学先大学で一緒に学んだ友人たちと職場をともにできたらと思っています。
T.M.さん 2008年9月~2009年6月
University of Albertaで学びました
カナダでの約一年間の留学を終えて、英語力の向上はもちろん、自分自身の視野の広がりも実感しています。それまで私は留学経験もなく、周りにいるのはほぼ日本人という環境で20年間暮らしていました。しかしカナダでは、世界中の国から人々が集まり、一緒に暮らしています。そういった多文化の中で暮らすうち、それまで私が生きてきた世界はとても狭かったということに気づきました。また、日本を離れ、外国で生活して異文化に触れる中で、あらためて日本を見つめ直す機会も増え、自分が生まれ育った国としてではなく、世界のある一つの国として客観的に日本をとらえられ、日本の良い点や悪い点に気づくこともできました。本当に貴重な経験ができたと思っています。
F.N.さん 2008年9月~2009年6月
University of East Angliaで学びました
この9ヵ月間は、私にとって初めての長期海外滞在でした。何もかもが初めてで、たくさんの戸惑いを抱えながらのスタートで、初めの3ヵ月間は毎晩のようにホームシックになりました。しかし、二学期目が始まる一月に、寮からホームステイに滞在先を変えたところ、生活が一変しました。6人家族のにぎやかな家庭で育った私にとって、一人部屋である寮は、やはり合わなかったのか、ホストファミリーの温かさに包まれて過ごす毎日は、本当の家族と過ごすのと何ら変わりがありませんでした。休日は、一緒にスーパーに行って料理をし、家庭菜園や映画鑑賞を楽しみ、ただ英語力が向上するだけでなくたくさんのことをホストファミリーから教わりました。一期一会という言葉がありますが、本当にこの出会いを人生の財産として大切にしていきたいと思います。
K.Y.さん 2008年9月~2009年6月