国際教養学科講演会「国際社会を生きるー女性が輝くスウェーデンから何を学ぶか」を開催

2023/06/05

日 時:2023年5月25日(木)
    講演会 15:00~16:30
    座談会 16:45~18:15
講 師:廣木 重之 氏(前駐スウェーデン王国特命全権大使)
コーディネーター:塚本 潤一 講師
         (「Christianity in the World/キリスト教と世界」担当)
参加者:同志社女子大学および同志社大学学生および教員 約100名

5月25日(木)に国際教養学科では、廣木重之先生(前駐スウェーデン王国特命全権大使)を講師にお招きして、講演会を開催しました。
テーマは「国際社会を生きるー女性が輝くスウェーデンから何を学ぶか」と題して、スウェーデン王国特命全権大使としてのお話や、約50年間でのスウェーデンの社会福祉制度の充実や女性の政治参加に関する変化について、キャッシュレス社会や環境問題への取り組みなど、実際に駐在されていたご経験も踏まえながら、スウェーデンの社会のしくみについてご講義いただきました。

 

参加者から様々な感想が寄せられました。
  • スウェーデンは社会福祉制度が充実しているという知識はあったが、ライフステージに応じてこれほどまで準備されていると分かり、女性の就業率が高いことに納得がいった。
  • スウェーデンの女性の閣僚の資料を見た際に、女性の比率の高さに驚いたとともに、私たちとさほど年齢が変わらない方が社会問題と向き合っていることに、改めて感銘を受けた。
  • スウェーデンは「変化する力」がすぐれていると分かった。世界的に活躍する企業や時代のニーズに対応したキャッシュレス社会への推進など、新しい価値を認め、取り入れることができる国だと思った。
  • 変わりゆく社会に適応していくことが大切だというお話が印象的だった。その例として、スウェーデンが男女平等のために、女性が、男性がではなく、社会が変化しようとしていた。「誰か」がではなく「全体」として取り組み必要があると思った。
  • 色々な国を訪れ、異なる価値観に出会い、「なぜなのか」と「問いかける力」が大切だというメッセージが印象に残った。
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