国際教養学科生がドイツの大学とのワーク・ショップに参加しました

2022/02/17

テーマ:質的分析方法を学ぶオンライン・ワークショップ
日 時:2022年1月15日(土)17時−21時(日本時間)
参加者:ミュンヘン大学、デュセルドルフ大学、同志社女子大学の学生・教員(20人程度)

 

1月15日(土)、国際教養学科のファスベンダー助教が、ミュンヘン大学およびデュセルドルフ大学の日本研究プログラムの研究者と共同で開催した、オンライン・ワークショップに国際教養学科生が参加しました。
それぞれの研究者が実際に日本で収集した実証データを使って、それらのデータをどのように分析するかについて学びました。
参加したファスベンダーゼミの4年次生・熊野さんの感想を紹介します。

 

ドイツ、日本の学生と教員、そしてカナダに留学中の国際教養学科生が、場所を隔てて集うという、パンデミック時代ならではのワークショップに参加でき、とても楽しかったです。
グループは日本での「「妊活」をめぐる言説における権力/知識」、「在日韓国人のアイデンティティの形成」、「福島原発事故後の日本人による反原発運動のネットワークと関係性」、の3つのグループに分けられました。
参加している皆さんと、発言しやすい雰囲気でリラックスしてディスカッションをすることができました。
日本で起きている社会問題であるにも関わらず、ワークショップに参加していた日本人よりも海外から参加している方のほうがバックグラウンドの知識が多く、自分自身も日頃から日本以外の社会問題に対してもアンテナを張ろうという気持ちになりました。
このワークショップを通して、質的調査の調査方法、分析の仕方を学ぶことができ、今後進学予定の修士課程でもこのワークショップの経験を活かしたいと思います。