緊急事態宣言発出に伴う遠隔授業の実施について

2021/04/26

学長 飯田 毅 

昨年から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの社会生活すべてに大きな影響を与えることとなりました。学生の皆様も環境変化に戸惑い、時には精神的にも負荷を強いられたことと思います。

同志社女子大学においても、2020年度春学期は全面的に遠隔授業を実施しましたが、2020年秋学期からは、できる限りの感染症対策を施し、様々な工夫を凝らしたうえで対面形式の授業を再開いたしました。その後、学生の皆様のご協力の結果、大学内での感染が発生することもなく、2020年度の卒業式及び2021年度の入学式も規模を縮小しながらも開催することができ、今年度の春学期をスタートしました。

学生、教職員の皆様の感染症対策へのご理解とご協力をいただきながら、教育・研究活動を継続してきましたが、誠に残念なことに、京都、大阪、兵庫、東京に緊急事態宣言が発出され、京都府から大学に対して諸々の要請がございました。これらの状況に鑑み、本学においても2021年4月28日(水)~5月11日(火)の期間、臨時的にすべての科目(実技・実験実習科目を除く)を遠隔授業で実施いたします。

学生、教員の皆様には突然の対応をお願いすることとなり、心苦しい限りですが、ご協力を賜りたいと存じます。また、本学の感染予防対策の一環として推進している「Be Handsomeキャンペーン」を、同志社女子大学に関わるすべての人に実践してほしいと考えています。皆様のご協力のもと、何とかこの状況を乗り越え、学生の皆様が安心してキャンパスライフを送ることができる毎日が一日も早く訪れること祈っております。