2025年度 海外研修(夏期)カナダプログラムを実施

2025/12/26

開催⽇|2025年8⽉30⽇(土)〜9⽉25⽇(木)

カナダのアルバータ大学(エドモントン)にて、海外研修(夏期)カナダプログラムを実施しました。本プログラムは、全学部生を対象とした語学・文化研修の一つで、今年度は12名が参加しました。研修では、アルバータ大学での英語研修に加え、バンクーバー観光やカナディアンロッキーへのフィールドトリップ、各種アクティビティを通じて、カナダの雄大な自然や多様な文化に触れる貴重な経験を得ることができました。以下、参加学⽣の体験談をご紹介します。

K.Iさん  表象⽂化学部 英語英⽂学科 2年次生

大学生の間に海外に行って様々なことを学びたい、という思いからこのプログラムに参加しました。行く前は不安よりも期待や楽しみという思いでいっぱいでしたが、カナダに到着してすぐは、自分の中での海外の理想と現実とのギャップや、レストランでの現地の方との会話や日本語が通じないという環境に慣れず、自分の無力さを感じました。それと同時に、現地に行って自分の目で見て、感じないとわからないことがあるというのはこういうことなのか、と実感しました。そんなこともあり、ホストファミリーと初めて会った日は、本当に自分が話している英語は正しいのかという不安から、なかなか自分から話しかけることができませんでした。しかし、学校の授業が始まり、他大学の学生達の発言力や、先生からの刺激を受け、自分の中で間違いを恐れず積極的に発言しようという思いが強くなりました。そこから、現地の学生とランチを一緒に食べたり、会話をしたりする機会も増え、ホストファミリーとも気軽に話せるようになったと実感したことを覚えています。

放課後や週末には、学校のアクティビティやホストファミリーと旅行に行って、カナダの広大な自然を沢山感じ、その度に感動していました。ホストファミリーはもちろん、カナダで出会った方々、そしてカナダという国が大好きになり、日本に帰りたくないと思ってしまうほど幸せな日々を過ごせたので、帰国してすぐは、恋しくて涙が止まらなかったです。この約1か月という短い期間での出会い、学び、成長は私の人生の中で間違いなく大きな一部となったと思います。

私にとって、カナダでの日々は全てが新鮮で、自分が見ていない、または感じていないことはこの世界にまだまだ沢山あり、それらを見てみたい、感じてみたいという思いが強くなりました。英語力の向上はもちろん、考え方や生き方を深く考えさせられ、とても貴重な経験ができたこの夏は、一生の宝物になりました。

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R.Yさん 現代社会学部社会システム学科2年次⽣

私にとって、このカナダ研修は、自分の可能性を広げてくれる人生の分岐点でした。

元々私は海外に行ったことがなく、準備期間のパスポートの申請から出入国審査、渡航後は日々の生活や街の風景まで、何もかも新鮮な体験で、とてもワクワクしていたのを覚えています。

カナダ西部に位置するエドモントンは、雄大なカナディアンロッキーに囲まれた自然豊かな街です。その中心部にあるアルバータ大学は歴史を感じられるレンガ造りが印象的で、少し同志社に雰囲気が似ているなと感じました。授業は学科のCASEの授業に似ており、グループワークやプレゼンなどを中心に、カナダの文化について勉強しました。また、日本各地からホームステイに来た他大学の学生との出会いが、とてもうれしかったです。午後からは学校のアクティビティに参加したり、街を探検したりしました。温和なカナダの空気がとても心地よかったです。また、数日間のバンクーバー観光、バンフ観光など、カナダらしい場所を満喫できたのも、とても良い経験になりました。見る景色、食べ物、空気まで、全てが日本と異なり、ワクワクしていました。

一方で、様々な悩みを抱えながら過ごしたのも事実です。共に海外研修でカナダへ行ったメンバーの中でも、渡航目的や英語のレベル、モチベーションは様々で、最初は英語を思い切り使いたいのに使えないもどかしさを抱えていました。また、ホストファミリーは仕事が忙しく、関わる時間も限られており、私のつたない英語力では、コミュニケーションが思うように取れないと感じたこともありました。しかし、ただその環境を嘆くのではなく、1か月という限られた海外での環境の中で、英語力と経験をどう伸ばすにはどうすればいいのか、自問自答しながら、最大限考えて過ごすことができました。例えば、観光中に友人と英語縛りで会話したり、思い切って1人でカフェに行ってみたり、毎日英語で日記を書いてみたり。そこでしか得られない経験を通じて、帰国後はカナダに行く前より自分の成長を感じることができました。大学生の今だからこそできる体験ができて、参加してよかったと思います。

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※2026年度海外研修カナダプログラムの募集は【2026年1月開始】に急遽前倒しになっております。ご注意ください。