STUDENTS INTERVIEWS

在学生インタビュー

My real voice

京田辺キャンパス KYOTANABE京田辺キャンパス KYOTANABE

  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    演奏を通じて、自分自身を幸せに。
    同女での学びを胸に、
    この先も音楽を続けていきたい。
    音楽学科 演奏専攻
    4年次生
    オープンキャンパスで知った、
    曲と自分に向き合う大切さ。
    小さな頃からピアノに親しみ、高校も音楽科に進学した私。ただ、一緒に学ぶ友人たちがみんな自分より上手に思え、大学でも音楽の道に進むかどうか、迷いも生まれていました。吹っ切るきっかけになったのは、同志社女子大学のオープンキャンパスで開催されていた実技レッスンに参加したこと。現在の恩師でもある中野慶理先生から「曲と向き合うこと」「自分と向き合うこと」が、ピアノ演奏において何より大切であるという考え方を教わりました。それまで、指を速く回すことや、力強く派手に演奏することが、上手なピアノの条件だと思っていた私は、この考え方に感銘を受け、「絶対にこの先生のもとで学びたい」と、同女への入学を決意しました。
    音楽を取り巻く知識を土台に、
    本質的に、曲と向き合う。
    入学してからは、「曲と向き合う」姿勢を大切にしてきました。単に演奏技術だけを磨いても、曲を本質的に理解することはできません。作曲家の想いや作られた当時の歴史といった、曲を取り巻く知識も得て初めて、演奏家は曲と向き合うことができます。そういった意味で、特に心に残っているのは和声法やドイツ語の授業。演奏に使われる和音の仕組みや役割を知ることで、「こういう心情を表現するために、この和音を使っているんじゃないか」と作曲家の想いを汲み取りながら演奏できるようになりました。また作曲家が実際に使っていたドイツ語を学ぶことで、音楽が訴えるイメージを、より鮮明に描けるようになったと感じています。
    自分と向き合うなかで固まった、
    音楽の道を突き進む決意。
    大学での日々が私に教えてくれたのは、「自分と向き合う」姿勢。高校生の頃は誰かと自分を比べて自信を失うことも多く、演奏をどう思われているか、他者の目ばかりを気にしていました。そんな自分を抜け出し、純粋に音楽を楽しめるようになったのは、大学で得た成長のひとつだと感じています。プロのピアニストをめざしていくために、卒業後はドイツの音楽院に留学することが目標。学科の友人たちが就職活動をしている姿を見て、迷いが生まれる瞬間もあります。でも、そんな時に思い浮かべるのは、中野先生の「この曲を弾くことで、あなた自身が幸せになりなさい」という言葉。4年間で得た、曲と自分に向き合う姿勢を大切に、ピアニストという夢をかなえていきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    いつもきれいに整えられている練習室、音楽に関する文献が多数揃う図書館……。同女には学生が集中して技術や知識を研鑽できる環境があります。ぜひこの場所で、あなたの夢を追いかけてください!
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    音楽、留学、観光学。
    好きを原動力に、
    興味と視野を広げた4年間
    音楽学科 音楽文化専攻
    4年次生
    好奇心の赴くままに、
    学びを広げる姿勢を貫く。
    好奇心旺盛な性格で、音楽のみならず、外国語や観光などの学びも視野に入れて進路を検討していました。最終的に音楽学科に進むことを決めたものの、心に少し引っ掛かっていたのは、ほかの分野を学ぶことを諦めたくない気持ち。でも入学してみて、同女には専門性を“極める”だけでなく、“広げる”選択肢が思っていた以上に豊富にあることに気づきました。それを象徴するのが、他学科や他大学の授業を履修できる仕組み。私自身、音楽学科の授業に加えて、観光学や経営学、外国語学、留学、インターンシップなど幅広い講義や活動に参加してきました。学びを広げられる環境があったことが、充実した4年間につながったと感じています。
    曲を創る過程を通じて、
    音楽への理解を深めていく。
    現在はゼミで、吹奏楽曲を制作中。長くトロンボーンに親しんできたので、楽譜から楽曲を理解する力は身についていると思っていました。でも、実際に曲を創作してみて、楽譜には自分がこれまで感じていた以上の細やかな工夫が散りばめられていると実感。曲のイメージを描き、フレーズにピアノでコードをつけ、リズムや対旋律を加える……。作曲には多くの⼯程があり、その⼀つひとつを突き詰めていくからこそ、人の心に残る曲が出来上がるのだと知りました。 「私の工夫や想いに演奏者は気づいてくれるかな?」と作曲家としての視点も養うことができたと感じています。
    好きに向かって努力した経験は、
    必ず、将来の糧になる。
    卒業後は旅行代理店に就職する予定。進路の決め手となったのは、2年次に参加したインターンシップと、3年次に挑戦した留学から得た経験です。JTBマレーシア支店と連携したインターンシップでは、社会人に必要な考え方や実際の業務内容を具体的・体験的に学修することができました。日本人がほとんどいないヨーロッパのマルタ共和国を訪れた留学期間には、それまで自分に見えていた世界や価値観がいかに小さいものだったかを実感。これらの挑戦を「忙しいから」「自信がないから」と諦めていたら、卒業後の進路は変わっていたかもしれません。これからも好きと思ったことに飛び込む姿勢を忘れず、自ら将来を切り拓く人であり続けたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    音楽だけでなく、留学や観光学への興味を諦めなかったから、今の私があると思います。ぜひ学科の枠にとらわれずに視野を広げ、同女での学びを通じて、本当に好きなことを見つけてください。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    高い壁にも挑戦し、
    全力で乗り越えた経験が、
    自分だけの強みを育んでくれた。
    メディア創造学科
    4年次生
    “自分らしい強み”を求めて、
    選んだのは、メディアという学び。
    高校時代は得意だった英語を生かして進学するつもりで、どちらかというと偏差値に重きを置いて大学選びをしていました。そんな中、浮かんだのは「このままでいいのかな」という想い。単なる学力や学歴だけではなく、+αの“自分だけの強み”を育てたい。大学は、そういった強みを育てる最後のチャンスなんじゃないか。そんな気持ちを抱いて参加したのが、同志社女子大学のオープンキャンパスでした。当日は、森公一先生による「アイデアのつくり方」という体験授業を受け、数人でのグループワークに挑戦。話し合いを通じてアイデアが次々に生まれてくる楽しさ、他者の意見を否定せずに「それもいいね!」と個性を受け入れ合う雰囲気を実感し、同女に進学することを決めました。
    学生生活を通して得た気づきを、
    卒業制作で表現したい。
    特に心に残っているのは、48時間で1本の短編映画を仕上げる「48hour film project」。1〜3年次で撮影や照明、助監督を経験し、4年次には監督を担当。チームをまとめる難しさや楽しさを体感しながら、学年を超えた絆を育みました。現在はゼミで「自分らしく生きることの大切さ」をテーマに、15分の短編映画を制作中。テーマの起点となったのは、学生生活を通じて得た気づきです。第三者の目を気にするより、自分らしい軸を持つことが大切なんだ。人にはテストの点数やSNSのいいねの数では測れない「その人らしさ」という魅力がある。そんな想いを、卒業制作となるこの作品で描き切りたいと思っています。
    全力で走ってきたから4年間で、
    挑戦を楽しむ自分になれた。
    4年間で特に伸びたのは「積極的に自分を発信する姿勢」。48hfpに参加したり、授業や課題に必死に取り組んだり……。正解のない問いに向き合った経験が自信となり、「私はこうしたい」という想いを言葉にできるようになりました。高校までは挑戦を避け、無難な選択をすることが多かったですが、同女に入ったからこそ未知の事柄にも挑戦する、“自分らしい強み”を得ることができました。卒業後は、TOPPANの企画職に就く予定です。印刷業を主体としていた過去に捉われず、事業を広げている会社の姿勢が、自分にぴったりだと感じています。これからも「こうしたい!」を原動力に、学科で得た想像力と創造力を生かして、多くの人をワクワクさせられる企画をつくっていきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    「こんなことをやりたい」「あんな風になりたい」。学生が挑みたい目標や叶えたい夢を、友人も先生も全力で応援してくれるのが同女らしさ。想像を超えて成長できる4年間が、ここにはあります。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    留学先での研究活動で
    異文化への「興味」が、
    確かな「知」へと高まった。
    国際教養学科
    3年次生
    エンターテインメントに対する憧れが、
    海外留学への大きな原動力に。
    私が海外の文化、とりわけエンターテインメントに興味をもつようになったのは、海外のアーティストにはまったことがきっかけ。言葉も文化も違うのに、歌詞に共感したり、心を動かされたりする。そんな、言語や国籍の壁を超えるエンターテインメントの力を理解したくて、海外留学を志すようになりました。夢をかなえる場所として同女を選んだのは、4年間のカリキュラムの中に留学が組み込まれていることと、少人数制の授業が主体で、先生との距離が近く、仲間と切磋琢磨し合える環境があることに魅力を感じたからです。実際に、少人数制クラスで学んだことで英語を発言する機会が増え、スピーキングに対する苦手意識を払拭した上で、留学に臨むことができました。
    国際的な視点を加えながら、
    エンタメへの学びを深めていく。
    エンターテインメントへの興味を原動力に、他学科で開講されているグローバルエンターテインメント論や広告論といった授業も履修してきました。学べば学ぶほど、興味は深まり、メディア関連の授業を多く扱っているオーストラリアのディーキン大学を留学先として選択。現地では、特に関心が高かったK-POPを題材に「オーストラリアでK-POP人気が高まりつつある理由」についてリサーチを進め、グローバルな観点で知見を深めることができました。今後はメディア創造学科が主催する海外研修にも挑戦予定。日本、オーストラリア、韓国、3つの視点からエンターテインメントというテーマを眺めていきたいです。
    ディスカッション主体の授業が、
    話の「質」を上げてくれた。
    高校までの私は、話すことが苦手でこそなかったものの、「誰もやらないなら、やろうかな」という受動的な考えにとどまっていました。でも同⼥や留学先の授業では、必ず⾃分の意⾒を求められます。 そういった経験から、能動的に発信する⼒、話に起承転結をつけてわかりやすく伝える力、台本に頼らずアドリブで発表する⼒が向上しました。将来は、日本の技術や文化を世界に広めていけるような仕事に就きたいと思っている私にとって、⾃分の考えを「⾒せる」だけでなく 「魅せる」スキルが⾝についたことは、⼤きな財産になっていくと考えています。
    受験生への一言応援メッセージ
    夢だった留学を経て、「留学はゴールじゃない」と実感しています。ぜひ、同女で得る留学経験をスタートラインにして、想像を超える将来の展望や、自分らしい新たな挑戦を描いてほしいです。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    経営も、観光も、ITも、教職も。
    多様な学びから、将来の可能性も広がっていく。
    社会システム学科
    4年次生
    やりたいことや将来像が、今はまだ明確じゃない。
    そんな私にフィットした学科。
    大学で幅広い分野を学びながら、卒業後の進路や将来像をじっくりと見据えていきたい。そうした私の想いにフィットするのが、社会システム学科でした。5つのコースから、自分の興味に合わせて自由に学びを深めていけるため、視野を大きく広げられそうだと感じたことも、入学を決めた理由のひとつです。はじめは経営学に関心があり、経営の仕組みや考え方などを中心に学修。多方面から経営を見つめる中で、ビジネスの数字や仕組みを考えることよりも、地域や消費者と直接かかわりを持てるような分野に興味が広がり、3年次生でのコース選択の際には「京都学・観光学コース」を選びました。
    学びを深めることも、広げることも。
    自分の興味に合わせて自由自在。
    この1年間、「観光」をテーマに学ぶ中で、おもしろいなと思う瞬間がいくつもありました。例えば、観光にも経営の視点が取り入れられていること。人やもの、情報の流れを考え、観光の仕組みを整えることで、地域の経済が栄え、人も地域もにぎわいをみせていく。観光×経営がもたらす可能性に興味が深まり、今は人の心の動きと消費行動の関連性についてマーケティングリサーチを行なっているところです。テーマを定めて「学びを深める」一方で、観光や経営に留まらない多様な分野に「学びを広げる」ことにも奮闘中。現代社会が抱える女性を取り巻く問題や、プログラミングなどの情報活用技術、教職課程の履修などを通して、より多くの視点から社会を捉えられるようになったと感じています。
    人前に立つのが得意じゃない。
    その苦手意識を克服できた。
    視野が広がっただけでなく、人としての成長を感じられた場面も。高校生のときは人前に立って発言することに苦手意識を感じていたのですが、同女では新入生オリエンテーションリーダーにチャレンジし、新入生が安心して大学生活をスタートできるようなサポートに努めました。またリーダーたちをまとめるチーフリーダーも経験。そうした活動から人前に立つことへの自信が少しずつ育まれ、もともと社会科教諭に興味があったことも追い風になり、教職課程の履修に踏み出しました。まだ今の段階では、教師になるかどうかは検討中ですが、この先も自分の興味の赴くままに学びを広げ、将来の可能性を拓いていきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    やりたいことが明確じゃない。将来の夢が見つからない。学びたいテーマが絞れない。それでも大丈夫です!社会システム学科で思いきり学びを楽しみ、あなたの視野を、世界を、広げていってください。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    多様な場面でこどもと触れあい、
    楽しさ、難しさに、気づいていく。
    現代こども学科
    3年次生
    同女に通えば、夢にぐっと近づけそう!
    そんな高揚感が、入学のきっかけに。
    高校生の頃、同志社女子大学に初めて来たときに感じたのは、誰もが楽しげな表情を浮かべている、和やかな雰囲気。「ここに入学したら、夢にぐっと近づけそう!」。そんな、将来への期待感がこみ上げたのを鮮明に覚えています。私の夢は、保育士か幼稚園教諭になること。この学科で学んで2年が経った今、こどもの発達過程やこどもを取り巻く環境への理解が深まり、こどもと触れあう楽しさも、難しさも、感じています。印象に残っているのは、乳児や1・2歳児とその保護者の方をキャンパスにお招きして触れあう授業。こどもたちの様子を観察したり一緒に遊んだり、保護者の方から子育てに関するお話をうかがったりする中で、こどもや教育にかかわるとはどういうことなのか、よりリアルに将来像をイメージすることができました。
    発達障がいを持つこどもに、どう接する?
    ロールプレイを通して考えを深める。
    この学科は、座学だけでなく実践による学びの機会もたくさんあります。例えば、発達障がいを持つこどもへのかかわり方を考えるにあたって、学生がグループを組んでロールプレイをするという授業。「教室で騒いでいるこどもがいるときに、どうすれば良いか」というテーマで、発達障がいを持つこども役、教員役、その他のこども役を割り振り、それぞれの役になりきって演じます。どんなふうに、こどもたちに接すれば良いのか。この答えに正解はなく、ロールプレイをしながらグループ内で意見を出し合い、多くの気づきを得ることができました。こうした実践は、3年次生から始まる実「保育実習」でも役立つと思います。
    地域イベントに出店し、
    こどもや保護者とのかかわりを広げる。
    学びの場は、キャンパスを飛び出して街なかにも。私が所属している「プレイフルマルシェ研究会」では、大学がある京田辺市内で開かれている地域イベント「LOVE京田辺マルシェ」に定期的にブース出店し、こども向けのものづくりワークショップやゲーム、ステージパフォーマンスなどを行っています。こどもたちや保護者の方々と触れあう中で毎回多くの学びがあり、こどものことをより深く知ることができる貴重な場です。こうした経験から、将来の仕事は教員や保育士だけでなく、おもちゃメーカーの企画職なども視野に入れるようになり、進路の選択肢が広がるきっかけにもなりました。今は幼稚園教諭・保育士が第一志望ではありますが、その気持ちに固執することなく、この先の大学生活で自分の可能性を広げてみたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    この学科の魅力は、人!みんな楽しげであたたかく、明るい雰囲気で満ちています。実現したい夢にむかって、一緒に楽しみながら学んでいきましょう!
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    薬剤師の専門性も、
    人としても、大きく成長できた。
    医療薬学科
    5年次生
    薬剤師に求められる実践力を、
    医療現場に近い学びの環境で培うことができた。
    薬剤師の仕事は、ただ調剤をするだけじゃない。それが、これまで4年間の学びで得た大きな気づきです。例えば、調剤とひと言に言っても、その背景では患者さん一人ひとりに合った薬の用量や用法など細やかな調整がされていること。場合によっては患者さんの容態を見て、薬剤師から医師に処方提案をするような動きも重要になる、ということは大学に入ってから知りました。この学科では、医療現場に近い学びの環境が整備されているからこそ、薬剤師に求められる実践力を培うことができ、将来像をより具体的にイメージすることができました。
    根気のいる創薬の実験も、
    仲間や先生とともに乗り越えていく。
    薬剤師を目指すための学びと並行して、研究室では創薬に関する研究も行っています。今私が取り組んでいるのは、化粧品などに使われるエイジングケア成分「ナールスゲン」の合成。この研究ではさまざまな手段を用いて実験を行うので、過去の実験データを解析しながら、自らより良い実験方法を考えて検証していく必要があります。すぐに成果に結びつくわけでもないし、良い結果を得られないことも多々あります。それでも根気強く研究に向き合えているのは、励まし合いながら共に学びを深めていける学科の仲間たちや、分からないことがあれば親身になってサポートしてくださる先生方がいるから。ここで習得した薬剤師の専門性はもちろん、同女で出会えた「人」も、私の大きな財産です。
    育まれたコミュニケーション力を生かし、
    地域に貢献できるような薬局薬剤師へ。
    同じ学科で学ぶ学生同士の絆が深い。同女に入学してから今に至るまで、日々感じている魅力のひとつです。勉強のことも、将来のことも、何でも相談できる。高め合える。そうした環境の中で過ごすことで、私自身のコミュニケーション力も育まれたと感じています。初対面の人にも気兼ねなく話しかけるのが得意になりました。そうした主体的な姿勢やコミュニケーション力は、薬剤師になってからも患者さんとの対話において生かされるはず。地域に貢献できるような薬局薬剤師になるという夢に少しでも近づけるように、5年次生の薬局・病院での実習で経験を積み重ね、仲間とともに国家試験を乗り越えていこうと思います。
    受験生への一言応援メッセージ
    薬剤師になるための勉強は、正直なところ大変です。でも、分からないことは何でも丁寧に教えてくださる指導熱心な先生のおかげで、教科書に書かれてあること以上の生きた知識を習得することができています。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    キリスト教主義に通じる、
    「全人的な看護」を、
    きめ細やかに学べる場。
    看護学科
    4年次生
    体の不調はもちろん、
    心もケアできる看護師へ。
    通っていたキリスト教系の高校で、医療の世界にはキリスト教の教えに基づく「全人的な看護」があることを知りました。体だけでなく心にも寄り添うケアを大切にし、怪我や病気を乗り越えながら、患者さんの生きる目的を共に見出していく。そんな考え方に惹かれ、キリスト教主義を掲げる同女に入学しました。入学して実感したのは、学生一人ひとりに寄り添った学びの環境が、患者さんに寄り添える看護師を育てているのだということ。実技の練習や勉強の相談がいつでもできるプラクティカル・サポート・センターがあったり、臨地実習中も先生方から細やかなフィードバックがもらえたり。学生それぞれの成長を近くで見守り、支えてくれる環境があると感じています。
    向き合うことを諦めなければ、
    心が通う瞬間はやってくる。
    3年次で参加した実習では、心のケアの大切さを痛感しました。担当したのは、先天性疾患の影響で言葉が喋れない患者さん。意思疎通が行えないこと、想いが伝わらないもどかしさから大きな声や音を出されることに、はじめは戸惑いました。でも、どんな患者さんとも心を通わせることが、自分がやりたい看護だったはず。そう思って先生からのアドバイスや看護師の方々の対応を参考にし、できるだけ患者さんと一緒に時間を過ごすようにしました。そうするうちに段々と、表情や動きから、相手の意思が読み取れるように。うまくコミュニケーションを取ることができた瞬間、この人と向き合うことを諦めなくてよかった、という大きな喜びを感じることができました。
    学科を超えて広く学び、
    多くの人と、つながれる大学。
    学科を超えた交流が盛んで、知識や視野を広げやすいのも同女の特徴です。例えば医療薬学科との合同授業では、ある疾患を抱えた患者さんを事例に、治療方針やかかわり方を看護師/薬剤師それぞれの視点から検討。職種によって着眼点や考え方が違うからこそ、なぜそう考えたのか、お互い根拠を持って対話を重ねないといけない、と学びました。これは、多職種連携が重要視される医療の現場で必ず役⽴つスキルだと思います。また、医療薬学科の教授による「ヘルスケアカフェ」にも積極的に参加。女性の健康問題などをテーマにしたお話を聞くことで、自分の体のことを改めて考え、大切にしようと思うきっかけを得られたと思います。
    受験生への一言応援メッセージ
    少人数制の授業を大切にする同女では、先生との距離がとても近く、自分が納得できるまで、きめ細やかな指導が受けられます。安心して学べる環境で看護師をめざしたい方には、ぴったりの大学です!

今出川キャンパス IMADEGAWA今出川キャンパス IMADEGAWA

  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    学びも、活動も、多彩な経験が、
    英語教員という夢を後押しする力に。
    英語英文学科
    4年次生
    教員をめざすこと、英語力を磨くこと。
    どちらも妥協できないから。
    「将来は英語科の教員になりたい」。そう思ったのは、中学・高校の時にお世話になった英語科の先生や、担任の先生の姿に惹かれたことがきっかけです。教育大に進学する道も考えたけれど、教育の専門性だけでなく英語力も磨きたいという想いから、ネイティブスピーカーの教員が多く在籍する同志社女子大学へ。もともと英語には自信があったのですが、いざ英語で展開される授業を受けてみると、スピーキング力に課題があると気づきました。それを克服できたのが、2年次生のときに履修した「Public Speaking」という授業。スピーキングに特化している上に、授業中は英語だけで話すというルールがあります。人前に立って英語でプレゼンをしたり、ディスカッションをしたり。はじめは英語で話すことにためらいがあったけれど、気づけば「もっと話したい!」と前のめりになっている自分がいました。
    先生とすれ違いざまに、英語でおしゃべり。
    日常に英語があふれる環境。
    英語力の向上が成果として表れたのは、TOEICの点数が上がったことだけではありません。ネイティブの教員と廊下ですれ違ったときに、「今日あったかいですね」と、気兼ねなく英語で話しかけられるようになっていて、日常のふとした瞬間に成長を感じました。ここでは授業でも、ゼミでも、常に英語が飛び交っている環境。留学はしていないけれど、留学に近い英語環境があると思います。4年次生から本格的に卒業研究がスタートするにあたって、いま興味があるのは、言語習得や応用言語学の領域。例えば、「英語を効果的に習得できる方法」など、教育と言語をからめたテーマで研究をしたいと考えています。
    やりたいことは、とことんやってみる。
    成長の機会は、授業以外にも。
    「興味があることには、何でも挑戦してみよう!」という行動力が身についたことも、これまでの大学生活で成長できたと思うことのひとつです。新入生オリエンテーションリーダー、オープンキャンパススタッフ、サークルでのマネージャー。さまざまなコミュニティに飛び込み、自分のやってみたいことを実践してきました。こうした経験は、私が教員になって生徒を受け持ったときに、学力以上に生徒の可能性を拓く手助けになるはず。まずは、4年次生の春から始まる教育実習で生徒たちと交流し、教壇に立つのが楽しみです。
    受験生への一言応援メッセージ
    多くの授業が少人数制で行われるので、学生同士の仲が深まる上に、質が高く密度が濃い授業を受けられます。学力も人間性も養われる環境です。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    「読む」だけでなく、巡ったり、訪ねたり。
    作品を感じて、理解していく。
    日本語日本文学科
    4年次生
    源氏物語の舞台に足を運び、
    平安と現代のつながりを知った。
    作品を通して、筆者の考えや背後にある情景に触れられるのが、文学の好きなところ。高校までは、文法や法則などの文章の成り立ちを軸に作品を読み解くことが多かったのですが、この学科では「読む」だけに留まらない多角的なアプローチにより、一歩踏み込んだ解釈ができるようになったと感じています。例えば、「京都を読む・歩く・見る」という授業では、京都を舞台とした文学作品を読み、作品に登場している場所へ足を運ぶフィールドワークを経験しました。その時は源氏物語の『夕顔の巻』が題材だったのですが、物語の舞台を歩いてみることで、これまで遙か昔の作品だと感じていたものがより身近に感じられ、古典文学の捉え方が変わりました。
    文学作品の役を演じてみることで、
    作品への理解がより深まった
    この学科に所属する学生の有志が集まって、文学作品を演劇化する「Nプロジェクト」に参加したことも、文学作品の読み方や理解の深め方に大きな影響を与えた出来事のひとつです。私はこれまで演劇にかかわったことや演じた経験がない、まったくの素人。慣れないながらもプロジェクトメンバーと協働し、ひとつの作品を題材に自らも役を演じることで、作品をより主体的にとらえる視点が身についたと思います。作者の想いを表現し、観客に伝えるためには、まずは自分が作品を理解することが大切。そうやって「表現」を軸に作品を読み込んでいく中で、ただ物語を表面的になぞるのではなく、これまでよりもひとつ深いところで作品をとらえる姿勢が養われました。
    自分を変えるチャンスが、
    4年間で何度も訪れる。
    「Nプロジェクト」のほかにも、オープンキャンパススタッフや新入生オリエンテーションリーダー、ビッグシスターなど、人前に立ったり人と接したりするような活動に多くチャレンジしてきました。それは、自信が持てない自分を変えたかったから。もともと人前で話すことに苦手意識があったけれど、自分を変えるきっかけを掴みたくて、思い切って飛び込んでみようと思いました。今は行動力と自信が生まれ、リーダーシップも、人に寄り添う姿勢も、以前に増して持てるようになったと思います。これから本格的に就職活動がスタートするので、自分が就きたい仕事や、実現したい未来を掴みにいく道のりにおいても、ここで培った力を強みとしていきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    この学科は、日本語学・日本語教育・近現代文学・古典文学・日本文化の5つの分野から、あなたの興味を探究することができます。日本文化の奥深さや、文学の本当のおもしろさを、ぜひあなたの視点で味わってみてほしいです。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    ものづくりへの好奇心が、
    未来の自分を描くきっかけに。
    人間生活学科
    4年次生
    オープンキャンパスで、大学にひと目ぼれ。
    学べることすべてを、自分の強みにしたい。
    入学のきっかけを一言で表現するならば、「ひと目ぼれ」です。伝統を感じるレンガ造りのキャンパス、在学生の皆さんや先生方の明るく楽しげな雰囲気。オープンキャンパスで初めて大学に足を運んだとき、建物やここにいる人たちに強い憧れを抱いたことを、今でも鮮明に覚えています。その憧れが原動力となっていたからこそ、一般入試(後期日程)まで諦めることなく挑戦を続け、合格を掴むことができたんだと思っています。物心がついたときからずっと、絵を描くことや工作が好きだったため、ものづくりにふれることのできる人間生活学科を選択。せっかく憧れの大学に入学できたのだから、学べるだけ学び、とことん吸収して自分の糧にしようと意気込み、初年度からたくさんの授業を履修し、時間割にぎっしりと詰めこんでいました。
    被服も、料理も、住まいも。
    より実践的に学ぶ日々。
    この学科の魅力は、多様な分野の講義から自分の興味に合う授業を選べることと、実習が豊富にあることです。浴衣づくりも、調理実習も、住居の模型づくりも、実習という名のつく授業はほぼ全てと言っていいほど受講してきました。その中で、一番心がときめいたのが「住居」の学習。これまでも建物を見ることは好きだったけれど、つくり手の視点で建物のコンセプトや世界観に想いを巡らせることはなく、それらを自分のアイデアや感性で形づくれることに好奇心がふくらみました。ある実習で、「京都の山の上にある家族向けの別荘」をテーマに製図・模型づくりに臨んだことがあるのですが、完成までとても苦労しました。デザイン性も機能性も、なかなか自分の納得いくものがつくれず、周りの友人や先生にたくさん相談し、試行錯誤しながらも形にできたことがこれまでで最も心に残っている出来事のひとつです。
    どこまでも自分は成長していける。
    未熟さをバネに、経験を積んでいきたい。
    ここで学び、ものづくりに励んでいると、自分にはない視点や優れた感性を持ち、想いやアイデアを形にできる人が周りにはたくさんいることを思い知りました。だからと言って、自分の未熟さを悲観的にとらえるのではなく、どこまでも成長できる伸びしろだととらえ、何事にも興味を持って学び続けていく。そんな主体性や粘り強さが、この3年間で身についたと感じています。実習では苦労も多いけれど、その分得るものも多く、学ぶことの楽しさを私に教えてくれました。この姿勢は、これから歳を重ねても、忘れずに持ち続けていたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    「実習って大変そう…」と、不安を持つ人もいるかもしれませんが、ともに学ぶ仲間たちと支え合い、高め合える学風が同女にはあります。不安なときも「自分はひとりじゃないんだ」ということを忘れないでほしいです。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    食を解析する。食をつくる。
    夢に近づく、実践的な学び。
    食物栄養科学科 食物科学専攻
    4年次生
    企業と連携しながらハンバーグを企画・開発。
    仕事さながらの授業に、責任感が育まれた。
    「食を学ぶって、楽しい!」。日々の実習や実験を通して、そんな気持ちを抱いています。入学前から参加したいと思っていた「食品開発プロジェクト」では、食品関連企業の方と連携しながら商品開発にチャレンジ。アンケート調査を行なったり、先生や企業の方のアドバイスをいただいたりしながら、私たちの班では、「普段の食事から栄養を摂取することをサポートできる野菜入りハンバーグ」を企画・開発しました。ただ商品をつくるだけでなく、企画提案書を作成して、企業の担当者の前でプレゼンする場面も。学生でありながら意識を高く持ってプロジェクトを進める経験をつむことで、仕事に対する責任感が育まれました。
    野菜や果物が身体にもたらす力を検証。
    苦手だった野菜を、積極的に食べるように。
    実は、同女で食について学び深めるまで、野菜が苦手だった私。でも、科学的な視点で食のメカニズムを学ぶようになってからは、野菜を積極的に食べる習慣ができました。そのきっかけとなったのは「食品機能学実験」。酸化ストレスによって細胞が損傷することでがんを発症しやすくなるのですが、還元型アスコルビン酸やポリフェノールには抗酸化作用がるため、それらを豊富に含む野菜や果物を摂ることで、がんなどの生活習慣病を予防できる効果が期待できることを学びました。生活習慣病の改善と予防が大きな課題になっている今、実験で得た学びを通して自らの生活習慣も見直すことができ、若い世代への食育にも興味がわきました。
    商品開発を通して、
    幸せと健康を届けていきたい。
    私の夢は、食にかかわる仕事に就くこと。特に食品開発に興味があり、入学当初は味をつくる役割を担いたいと考えていました。今は、3年間の学びをふまえて商品の企画やマーケティングにも意識が向いています。他学科の授業でマスメディアについて学んだ際には、食品マーケティングにも通用する考えがあると感じました。このように、豊富な実習・実験を通して実践的に食の学びを深めることができる上に、学科横断的なカリキュラムで多角的な視点を得られることがこの大学の魅力だと思います。食と健康をテーマに、人が幸せな気持ちで満たされるような商品を世に届けられる人になりたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    生物や化学に苦手意識がある人や、実験の経験があまりない、という人も不安に思うことはありません。先生との距離が近いことが、同女の魅力。授業で分からないことがあれば気軽に質問に行けますし、実験手技などの技術面も、理解できるまで丁寧に教えてくださいます。
  • STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    管理栄養士として、
    めざしたいと思えるゴールが、
    日々増えていく場所。
    食物栄養科学科 管理栄養士専攻
    3年次生
    体を気遣ってくれた母の料理が、
    栄養学に関心をもったきっかけ。
    栄養学に興味を持つきっかけをくれたのは、母の手料理。母は食物アレルギーがある私のために栄養学を学び、食卓でその知識をいつも私に伝えてくれました。栄養学を学べる大学は数多くありますが、中でも同女に惹かれたのは国家試験の合格率が高く、卒業生が幅広い分野で活躍していることを知ったから。特にスポーツ栄養学に興味のあった私にとって、スポーツ領域で働く卒業生もいるという事実は、進学への大きな後押しになりました。入学してからは、努力家で真面目な友人たちに囲まれて、日々の授業や試験に奮闘中です。病院や高齢者施設での実習、国家試験、就活、卒論など、取り組むべきことが多い学科だからこそ、常に一生懸命な仲間の存在を心強く感じています。
    「100食調理」の授業を通じて、
    大量調理の技術とプロ意識を修得。
    大きな成長につながったのは、学生だけで100人分のランチを作って学生や先生に提供する「100食調理」。家のキッチンで行う料理とは段取りも衛生管理意識も大きく異なる大量調理ですが、なにより難しかったのは原価管理です。決められた費用の中で栄養価の高い献立を考える力は、現場でも必ず求められるスキル。チームメイトと何度も集まり、原料を微調整しながらレシピを完成させていきました。完成までの過程が大変だったからこそ、本番で無事に100食を作りきった瞬間、とても大きな達成感を感じることができました。現場さながらの環境でプロ意識を持って大量調理にあたった経験は、管理栄養士になってからもきっと忘れることはないと思います。
    スポーツ栄養学と臨床栄養学。
    どちらの知識も、伸ばしていきたい。
    器械体操やチアリーディングを習っていたこともあり、いつか審美系スポーツの世界で活躍できる管理栄養士になりたいです。ただスポーツチーム専任の管理栄養士は狭き門で、実務経験も求められるため、卒業後はまず病院の管理栄養士として経験を積むことが目標。入学した当初は、臨床の領域にそこまで興味を持っていませんでした。そんな私を変えたのは、臨床栄養学の授業。病気やケガから回復するために、食事がどれほど大切であるか、患者さんに二人三脚で寄り添う仕事のすばらしさを学び、病院で臨床経験を積みたいという気持ちが湧くように。スポーツ管理栄養士という夢も、大学で得た臨床栄養学への興味も、どちらも大切にしながら成長していきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    国家試験対策室による試験サポート、キャリア支援部による就活サポートが両方揃っている点が同女の魅力。在学中だけでなく、卒業後も豊かな人生を歩めるよう、全力で支援してくれる大学です。

2022年度卒業生 ARCHIVE

  • 心に響く音を、
    奏で続けていきたい。

    音楽学科(演奏専攻)

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    音楽への理解が深まり、
    演奏家として、ひとまわり大きくなれた。
    音楽学科 演奏専攻(管弦打楽器コース)
    4年次生
    自分視点の音楽から、
    相手目線の音楽へ。
    幼いころからヴァイオリンに親しみ、高校の音楽科で学びを深め、いつも音楽が隣りにある生活を過ごしてきました。同女での4年間を振り返って思うのは、音楽に対する「視点」が大きく変わったということ。高校までは与えられた課題と向き合うことに必死でしたが、同女では「どうすればお客さんにより演奏を楽しんでもらえるのか」と、“聴く側”に視点を置いた演奏を心がけるようになりました。いま、私が届けたいと思うのは「お客さんの心に響く、心に残る音楽」。そのための演奏スキルや音楽に向き合う姿勢を、4年間で磨くことができたと感じています。
    「楽譜は、作曲者からの手紙だよ」。
    音楽の向き合い方が変わり、表現力も豊かに。
    授業では個人レッスンだけでなく、多人数で仲間とともに演奏する機会もありました。特に50人以上の編成で演奏する「オーケストラ」の授業では、ひとつの曲を大人数でつくり上げていく過程が楽しく、個人演奏とはまた違う難しさも味わうことができました。また、授業で弦楽四重奏に取り組んだ際に先生からいただいた「楽譜は作曲者からの手紙だよ」という言葉が心に残っています。この言葉をきっかけに、音楽との向き合い方に変化が生まれ、これまで以上に楽譜を隅から隅まで読み込むように。演奏の仕方や表現が、より豊かに変わっていくのを実感しました。
    こどもたちに音楽の楽しさや
    楽器のおもしろさを伝え、
    ヴァイオリンに親しむ人を増やしたい。
    音楽性だけでなく、人としての成長を感じられた場面も。「インスペクター」といって、オーケストラや合同練習などの際に学生と先生のつなぎ役となり、練習がスムーズに進むように運営管理をサポートする役割を担いました。多方面に気を配りながら、苦労も多かったのですが、責任感が育まれた学び多い経験でした。卒業後は演奏活動を続けながら、特にこどもたちの前でヴァイオリンを弾く機会を増やしていけたらと考えています。「どうすれば、こどもたちが喜んでくれるのか」。この視点を大切に、音楽の楽しさやヴァイオリンの魅力を広く伝え、ヴァイオリン人口を増やすきっかけになればうれしいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    同女は学生とも、先生とも、いい意味で距離が近い場所。その仲の良さが、音楽の豊かな表現を後押しする力になると思います。
  • 民族音楽に見出す。
    広くて深い音の世界。

    音楽学科(音楽文化専攻)

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    はじまりは、音楽療法士。
    その先は、自分の興味の数だけ
    可能性がひろがっている。
    音楽学科 音楽文化専攻
    4年次生
    音楽療法の専門性を磨きながら、
    他分野の教養も身につけられる。
    高校時代に通っていた音楽教室の先生から影響を受け、音楽療法士を志すようになりました。大学では音楽療法士の資格取得を目指しながらも、音楽に限らず幅広い教養を身につけたいと考え、その両方が叶う同志社女子大学に入学。音楽療法について学びを深めながら、将来像をより具体的に描いていく中で、2年次生が終わる時点で音楽療法士ではない道に自分の適性があるのではないかと感じ、進路を変えようと舵を切りました。私にとって大きな決断でしたが、音楽療法の先生が親身になって寄り添ってくださり、次の一歩を踏み出すことができました。
    アイルランドの伝統音楽を研究。
    英語の文献が多くても、過去の学びが役立った。
    それからは、以前から興味があった民族音楽について学ぶことに。いまはアイルランドの伝統音楽をテーマとした研究に取り組んでおり、その過程では、英語で書かれた文献を読み解く場面が多々あります。そんなときにも抵抗感を感じることなく、研究を推し進めていけるのは、過去に履修していた「ミュージックリテラチュア」という授業での学びがあるから。英語の文献を読み込み、自分なりに翻訳し、概要を発表するという授業内容だったのですが、その経験がアイルランドの伝統音楽への理解をより深めていく後押しになっていると感じています。
    社会に羽ばたいてからも、
    音楽療法で培った姿勢が生かされていく。
    音楽に留まらず経営学や考古学などさまざまな分野の授業を履修する中で、卒業後は「システムエンジニア」になる道を選びました。人の意見を聞くこと。人に寄り添うこと。相手が必要としていることを汲み取り、はたらきかけていくこと。こうした仕事で求められる姿勢は、音楽療法の授業で培った「傾聴」というスキルが生かされると感じています。私にとって同女は、自分の可能性を、未来を、大きく広げてくれた場所。多彩な学びや選択肢が用意されている大学だからこそ、切り拓けた道だと思います。
    受験生への一言応援メッセージ
    自分はなにが好きで、将来はどう活躍したいのか。まだ分からなくても大丈夫!同女で、自分の興味が赴くままに学び、あなただけの道を見つけてください。その道のりを、たくさんの人がとなりで支えてくれるはずです。
  • 心に響く音を、
    奏で続けていきたい。

    メディア創造学科

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    幼い頃から憧れていた、メディアの世界。
    大学でそのリアルを学び、愛が深まった。
    メディア創造学科
    4年次生
    大好きなメディアを学問として学びたい。
    視野を広げるために、総合大学へ。
    母がアナウンサー、父が舞台・イベント事業にかかわる仕事をしていた私にとって、テレビをはじめとした「メディア」は常に身近な存在でした。小学生のころから「テレビのディレクターになること」が将来の夢に。高校生になってからもこの想いは変わらなくて、大学でメディアを学ぼう!と心に決めていました。ただ映像制作だけ、メディア論だけと絞ってしまうことには躊躇いもあって。そんなとき、同女のメディア創造学科で学ぶ先輩と知り合い「講義も制作も思い切り経験できる場所だよ」と聞いて、入学しようと思ったんです。
    プロのスタッフと一緒に、映像制作に挑戦。
    作品を届ける「広報」に興味を持つように。
    4年間のなかでも、特に大きな成長点になったのは、「ドラマ制作演習」の授業と映画制作のプロジェクトです。授業ではまず、映像作品の鑑賞や有名作品のワンシーンの再現を通して、映像の構成要素に対する理解を深め、カメラワークや脚本などの基礎を学びました。その後、この授業を担当されていた先生が立ち上げメンバーでもあるプロと学生共同の映画制作プロジェクトに参加。映画を撮影するだけでなく、上映場所探し、資金集め、広報・集客といった作品を観てもらうために必要な工程全てを自分たちでやり切りました。一連の流れを経験したことで、私は「みんなが努力し想いが込もった作品は、観てもらうことで初めて完成するんだ」と実感。作品を世に届ける「広報」の仕事に惹かれるようになっていきました。
    「あなたはどう思う?」
    常に自分を問われる環境が、
    「自己発信力」を育ててくれた。
    大学の授業では、たびたび「自分の考え」を問われます。学生同士でディスカッションをしたり、授業中にいきなり教授から質問を投げかけられたり。「あなたはどう思う?」という正解のない問いに、瞬間的に、オリジナリティを持って答える。そんな経験を繰り返すうち、自然と「自己発信力」が身に付きました。卒業後に働く映画業界には、新しいこと、おもしろいことを常に考えている人がいっぱい。そこに埋もれることなく、キラリと光る作品を世に届ける広報担当になるのが、今の私の夢です。そのためにこれからも「私はこう思う!」を常に考え続け、発信し続けることを大切にしていきたいと思っています。
    受験生への一言応援メッセージ
    同女は学生の「やりたい!」を必ず応援してくれる大学。ぜひこの場所で、チャレンジングに成長していける4年間を過ごしてください。
  • 留学で深まった、
    積極性と、日本への理解。

    国際教養学科

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    英語が飛び交う日常の中で、
    英語力はもちろん
    人としても成長できた。
    国際教養学科
    4年次生
    ネイティブの英語を浴び、
    アウトプットを重ねる日々。
    歴史を感じさせる建築物や街並みが残る京都で大学生活を送りたいという気持ちと、留学したいという目標が、両方かたちになる。それが同志社女子大学でした。国際教養学科では1年間の留学がカリキュラムに組まれているので、休学や留年をせず4年間で卒業できることも、この学科を選んだ理由のひとつです。英語の授業では、ネイティブスピーカー教員から生きた英語を学べる上に、少人数かつ英語のスキル別で授業が行われるため自らも英語で発言する場面が多いのが特徴的。はじめは先生が言っていることを聞き取ることに精一杯だったけれど、アウトプットを重ねるうちに英語でコミュニケーションをとることの不安が薄れ、留学に向けて徐々に自信をつけることができました。
    正しい英語を使うこと以上に、
    伝えようと努力する姿勢が大切。
    本来であれば、2年次生の秋からカナダに留学する予定でしたが、コロナ禍のため中止に。日本にいながら、現地の大学の授業をオンラインで受講することになりました。「もう現地には行けないかな……」と諦めかけていたところ、3年次生の冬から留学に行けるチャンスが訪れ、迷うことなく渡航することを決めました。留学先であるカナダではホームステイをしながら大学に通い、アカデミックな英語力にくわえホストファミリーとの会話の中で、日常的な英語のコミュニケーション力が磨かれたと感じています。およそ1年間に及ぶ留学生活で感じたのは、間違っていても、たどたどしくてもいいから、発言してみる、伝えようと努力することが大事だということ。こうした主体的な姿勢を持ち続けることで、何事にも臆することなく対応できる力や積極性も身につきました。
    留学と就活、どうやって両立するの?
    進路の不安にも寄り添ってくれた。
    留学に行った3年次の冬というのは、日本では就職活動が本格化する時期。就活と留学が重なってしまうため、今後の進路についてキャリア支援部に相談しに行ったところ、就職とひと言に言っても最近は秋採用や第2新卒採用など企業の採用の在り方も多様化してきているとアドバイスをいただき、安心して留学に臨むことができました。私の場合は、留学前にインターンシップに参加していた企業から早期選考の連絡をいただき、留学先からオンラインで面接に参加。結果的に内定をいただくことができ、卒業後はIT関係の仕事に就くことになりました。留学中の私がオンライン面接に助けられたように、次は私がIT技術を使って、人びとの困りごとを解決できるような人になりたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    留学には行きたいけれど、現地のレベルについて行けるか心配だという人も、安心してください。同女は留学にむけた準備や制度が手厚く、一人ひとりに寄り添ったサポートをしてくれますよ!
  • 自ら道を切り拓く、
    そんな強さが身についた。

    看護学科

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    4年間で養われた主体性が、
    夢を追いかける原動力に。
    看護学科
    4年次生
    不安が、自信に変わる。
    技術面も精神面もサポートしてくれる環境。
    いのちの誕生に向き合う助産師に憧れて、医療を学ぶことを選択。大学に入学した当初は、夢への第一歩を踏み出せたわくわくした気持ちと、不器用な自分に医療人が務まるのかという不安な気持ち、両方を抱えていました。その不安が自信に変わったのは、とことん苦手に向き合い、スキルアップをサポートしてくれる学びの環境があったからだと思います。例えば、PSC(プラクティカル・サポート・センター)では、注射などの実技練習がいつでもできる上に、そこに常駐している看護師・助産師免許を有したインストラクターから技術面のアドバイスをもらうことができます。勉強や試験についての相談にも親身に応えてくださるので、心の支えにもなっていました。
    妊婦さんや赤ちゃんの特性を理解して、
    その人に合った支援を。
    「実習は事前準備が大事だよ」と先輩からアドバイスをもらっていたので、3年次生の夏休みは猛勉強。万全の準備を整えて臨んだ「ウイメンズヘルス実習」では、実際に出産に立ち会い、出産後の乳児ケアにも携わりました。心に残っているのは、対象者である妊婦さんや産まれてくる赤ちゃんによって、支援の在り方が異なるということ。3人目のお子さんを出産された方のケアを担当したとき、私は当初「3人目だから育児に慣れているだろう」と思ってしまっていました。その時、助産師の方から頂いたのは「赤ちゃんによって個性があるし、お母さんも久しぶりのお産なのだから、大丈夫って決めつけてはいけないよ」というアドバイス。目の前にいる対象者を理解して、その人に合ったサポートをする。助産師として必要な姿勢を間近で見ることができた実習でした。
    自らチャレンジして成長に結びつける
    主体性が育まれた。
    医療を志す者としての成長だけでなく、人としても変われたなと思う出来事がありました。大学に入学するまでは、何事も周りから勧められて行動を起こすことが多かったけれど、この4年間は「自分がより成長するために何ができるのか」を考えて、自らチャレンジできるように。例えば、ベビーマッサージの資格を取得したり、地域の人たちとかかわるようなボランティアに参加したり。実習を終えた今も、お産を楽にしたり産後の回復を助けたりする「骨盤ケア」について勉強を始めています。こうした主体的な姿勢は、本学大学院へ進んで助産師の資格取得をめざす上でも、自分の成長を後押しする力になるはず。夢への道のりは、この先も続きます。
    受験生への一言応援メッセージ
    勉強も実習も決して楽とは言えないけれど、周りには同じように目標にむかって努力している仲間がたくさんいます。同女の看護学科ならではの手厚いサポートも活用しながら、皆さんの夢を実現してください!
  • 食事で人を励まし、
    笑顔にしていく。

    食物栄養科学科(管理栄養士専攻)

    STUDENTS INTERVIEW

    在学生インタビュー

    患者さんの生活背景や、
    心に寄り添う管理栄養士に。
    食物栄養科学科 管理栄養士専攻
    4年次生
    知識や技術を磨きながら、
    なりたい管理栄養士像を考える。
    国家試験に合格することがゴールなのではなく、現場で活躍できる管理栄養士をめざす。この学科では将来を見据えた現場視点の学びが充実しており、管理栄養士としての知識や技術はもちろんのこと、備えておきたい心構えや姿勢も養うこともできました。例えば「臨床栄養学実習」は、私が理想とする管理栄養士の在り方が模索できた授業。先生が設定した患者さんの疾患や年齢などのデータをもとに、自分ならどんな栄養管理を行うかを考えて、グループディスカッションを行います。その患者さんに合った栄養バランスの献立を考えるのはもちろんのこと、忘れてはならないのが、患者さんの生活背景や嗜好なども考慮するということ。あらゆる視点からその人のことを見つめて、患者さんの心に寄り添う姿勢が大切なのだと学びました。
    病院食や療養食も、
    「食事って、楽しい!」を大切に。
    病気や治療に不安を持つ人。飲み込む力が弱くて食事ができない人。厳しい食事制限がある人。私がめざしている病院勤務の管理栄養士という仕事は、このようにさまざまな状態にある患者さんと接する機会があります。病院食や療養食というと、あまりおいしいと思えなかったり、飲み込みやすいように流動食だったりと、「食の楽しみ」を感じづらいという一面も。ゼミでは実際に高齢者向けのミキサー食や軟菜食をつくりながら、「食事って楽しい」と思ってもらえるような病院食・療養食の献立や調理方法などを深く見つめてきました。実践をともなう学びにより、将来の働くイメージをより具体的に描くことができ、夢に近づく大きな一歩になったと感じています。
    計画力と、学び続ける姿勢が、
    未来の成長の糧になる。
    この4年間を振り返ってみると、毎週のように実習やレポートの提出があり、決して楽な日々ではなかったと思います。しかし、そんな忙しいスケジュールだからこそ、先を見越して計画を立て、やるべきことを遂行する力が身につきました。卒業後は、管理栄養士として病院で働くことが決まり、同女で培った学びの姿勢や実践力は、これからまさに日々の勤務で生きてくると思います。管理栄養士の方からだけでなく、看護師や薬剤師といった他職種の方からも知識を吸収し、チーム医療の一員として活躍していきたいです。
    受験生への一言応援メッセージ
    同女の管理栄養士専攻は、国家試験の対策室があるなど、国試に向けても手厚いサポートが受けられます。ここで思う存分学びを深めて、あなたの夢をかなえてください!