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日本語日本文学科の1年次生はどんなことを学ぶの?

 

こんにちは!表象文化学部日本語日本文学科2年次生のほのです。

暑さも和らぎ過ごしやすい季節になってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、日本語日本文学科の「日本文化入門」という授業についてご紹介したいと思います。

5つの分野から日本語・日本文化への学びを深める

 

日本語日本文学科では、「日本語学」「日本語教育」「近現代文学」「古典文学」「日本文化」の5つの分野に渡る幅広い学びを軸にカリキュラムが構成されています。

1年次には、「○○入門」という科目がありますが、入門はこの5つの分野に分かれていて、その中から2つ以上選択することになっています。

ここで選んだ入門の分野が、2年次で履修する「基礎演習科目」につながるので、できるだけ多くの入門の授業を受けておくことをお勧めします。

「日本文化」

 

今回紹介するのは、5つある入門科目の中の「日本文化」という分野です。授業テーマは「日本文化と物語メディア」で、前半と後半に分けられており、私が受けた授業ではおふたりの先生が講義をしてくださいました。

前半

 

前半は色々な絵巻物を鑑賞し、昔から使用し、現代にも通ずる表現とはどのようなものなのかを学びました。それは記号であったり擬態語・擬音語であったり、マンガなどの身近にある作品を読み解くことで気づくことができるものもありました。実際に、自分で読んだことのあるマンガの中でそういった表現を探し、自分なりにレポートにまとめ、その後、皆で共有するという課題がありました。今までとは違った視点で捉えることで、マンガの新たな魅力を発見でき、とても面白い課題でした。

後半

 

後半は映像に焦点を当て、表現方法やその特徴について学びました。取り扱ったものは、高畑勲監督の作品です。始めに高畑勲監督の著書を読むので、作品を観たことがなくても、作品制作にどのような思いを込めているのか、鑑賞者に何を感じてほしいのかを理解できます。これから映像作品を鑑賞する際は、制作者の意図にも着目していきたいと思いました。

 

 

このように「日本文化入門」の授業では、歴史的な作品をただ鑑賞するだけでなく、現代の作品にも見られる表現方法を知ることで、様々なメディア作品に触れる機会を得ることができます。

今回は日本語日本文学科の1つの授業について詳しくご紹介しましたが、同志社女子大学には他にもたくさんの魅力的な授業があります。皆さんも入学された際には、自分が興味を持った分野の授業をとことん追究し、充実した大学生活を送ってください!

この記事を書いたVIVI girls

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