kv_img01.jpg Vivi net 同志社女子大学のリアルな情報メディア

普段どんなところで勉強しているの?~薬学部~

 

こんにちは。医療薬学科の2年次生のえれなです。

寒さも緩み、本格的な春が近づいてきましたね。

今回は医療薬学科の専用施設を紹介したいと思います。

 

同志社女子大学では医療薬学科の専用施設として実験を行う憩水館、漢方製剤に用いる生薬を実際に観察できる薬用植物園があります。

 

憩水館には実験室、3年次から所属することになる研究室、4年次で受験するOSCEの練習に用いる模擬薬局や学生が集うラウンジなどがあります。

(OSCEとは学生が実務実習をする前に技能や態度が一定の基準に達しているかを評価する試験です。同志社女子大学では4年次の冬にこの試験を受験します。)

 

医療薬学科では座学だけではなく、学習の内容に応じた実験を扱う科目がたくさんあります。

実験を安全に行うためには専用の実験室が必要です。 実験室は2階から4階の各階にあります。

実験室ごとに設置している大型の器具が異なり、実習科目ごとに実験室が変わります。

例えば生薬学実習では生薬中に含まれる物質を検出することでどの生薬の粉末か判別する実験があり、その実験でエバポレーターという大型実験器具が必要になります。

エバポレーターとは容器の中の圧力を下げることで沸点を低くし、液体の試料を凝縮する器具です。

その時はエバポレーターが設置してある実験室で実習が行われます。

実習については過去の記事でご紹介していますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

その他には薬学部生の使用する特徴的な施設として模擬薬局があります。

模擬薬局とは実際に薬を扱う場所を模した部屋です。

部屋は大きく2つのブースに分かれていて、片方が注射剤の調製の練習、もう片方が錠剤などを処方箋通りに選択する練習ができるようになっています。

それぞれの施設は実際の調剤薬局や病院の調剤室と同じような作りになっています。

また患者さんに薬について説明をする練習も行うので、薬局で目にするような椅子と机が置いてあり本番さながらの緊張感をもって授業に臨むことができます。

 

このように充実した施設で学ぶことは座学で学んだ知識の理解度をさらに上げてくれると思います。

また、調剤を行う際に使用する器具の中には扱うコツがあるものも多いので、何度も練習することが出来る環境が整っているのはとても恵まれていると感じています。

 

詳しく知りたいという方がいらっしゃればぜひオープンキャンパスでのぞいてみて下さい。

この記事を書いたVIVI girls

b341a146d98464b2573631fc698013a0.jpg
薬学部医療薬学科 6年次
えれな
宮崎県出身のえれなです!バレーボールサークルに入ってます。同女の魅力をお伝えしていきます♪
TOP