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スマホの中に美術館を

 

こんにちは。日本語日本文学科3年次生のホノです。

大学生はもうすぐ定期テストがスタートします。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は私のおすすめアプリである「チラシミュージアム」についてお伝えします。

 

このアプリは全国の美術館や博物館、展覧会などのチラシが一目で分かります。また沢山のチラシを一度に見ることができるのでデザインの勉強にもなります。ですので特に博物館、美術館巡りが好きな方やこれから美術館や博物館巡りを始めたいなという方、デザインの勉強をしたいという方におすすめです。

では次に、このアプリのチラシをきっかけに実際に訪れた美術館の企画展についてお伝えします。

林原美術館「遊びの文化」

 

岡山県の林原美術館で開催されていた「遊びの文化」という企画展です。

平安時代、宮中で行われていた歌会や蹴鞠(けまり)、舞楽などの技芸は技能や知識、礼儀が盛り込まれていたため後期では格式の高い「遊び」として親しまれました。この企画展では江戸時代の資料を中心に美しい装飾が施された短冊、蹴鞠に関する装束に屏風絵。また琵琶、琴、笙(しょう)などの楽器類、遊戯具などを実際に見ることができました。

ところでみなさんは「蹴鞠」をご存じですか。日本では約1400年の歴史があります。今で言うサッカーのようなものです。もしかするとここまでは知っている人はいるかもしれません。サッカーにも多くのルールがあるように蹴鞠にもいくつかの決まりがあります。

まずは蹴鞠を行う場所。宮中の庭であればどこでも良いという訳ではありません。行う場所には砂を敷き、桜、柳、松、楓を植えます。そして鞠扇(おうぎまり)という道具を持ちます。普通の扇とは違い大きさが決められていて家紋が入っています。また鞠は手で直接触れることはできないためこの鞠扇を使って鞠を近づけます。

私は、蹴鞠は知っていましたが蹴鞠に関する決まりがあることをこの企画展に行って初めて知りました。

このように美術館に行き実際に見ることで印象にも残り、より多くの情報を得ることができます。

そして日本語日本文学科の学生は対象の博物館、美術館であれば入館料等を大学が補助してくれます。ぜひ日学生の一員になったときにはたくさん美術館や博物館に行ってみてください!

この記事を書いたVIVI girls

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表象文化学部日本語日本文学科 4年次
ホノ
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