わたしの過去問の取り組み術~有効に活用して合格を掴もう!
皆さんこんにちは!
現代社会学部社会システム学科2年次生のみーたんです。
秋風が心地よく、過ごしやすい季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
夏休みも終わり、受験日が近づいてきましたね。皆さんの中には焦りを感じ、「早く過去問を解かなきゃ!」と思っている方もいるかもしれません。
そこで、今回は「過去問はいつやるべきか」「どのように過去問を活用すればいいのか」など、夏休み以降の受験対策について詳しく紹介していきます!
これから紹介するのは、あくまで私の場合なので、他の方の合格体験記も見ながら、「自分に合った」スケジュールを立てましょう!
Ⅰ 過去問っていつから取り組み始めるの?
私は9月に推薦入学試験S〔公募制〕を受けようと決めました。
そのため、9月以降は英語と国語の2教科の学習に重点を置いて、過去問にも取り組み始めました。
過去問は8年分を2~3回程度解きました。特に、直近2年分は最近の受験の傾向が特に分かりやすいので、何回も解いていました。また、2年分だけは解かず、試験の前日、本番さながらで解く専用として取っておきました。
過去問は多めにコピーし、本に直接書き込まず、何回も解けるようにしました。
ここで、皆さんの中には「私は一般入試を受けるつもりだから、まだ過去問は解かなくていいか」と思った方もいるかもしれません。
しかし、一般入試を受験する方であっても過去問を一度は解いて同女の試験の傾向をつかんでください!
過去問を解けば、様々な情報が手に入ります!
例えば、現代文なら漢字や接続詞を問う質問は何問ぐらいあるのか?そしてその難易度はどれほどなのか?
英語なら、「文法、語法、イディオム、語彙」に分けて、それぞれどれくらいの割合で出ているか?
これらが分かれば、同女の試験問題のレベルが分かり、格段に受験勉強がしやすくなるはずです。
Ⅱ 過去問の活用の仕方
次に、私がどのように過去問を活用していたのかを説明します!過去問は普通に解くのだけではもったいないです。是非有効活用して、合格をつかめるように取り組みましょう。
① 時間設定をして過去問を解く
過去問は「国語(古文・現代文)、英語」で分割し、1日に1教科は解きました。
公募推薦Sの適正検査の試験時間は90分間なので、1教科で30分間の時間制限を設定して解きました。
そして、時間内に解き終わることのできなかった問題は時間を気にせず、自分の答えが出るまで考えます。
② 問題を解いていて自信のない単語や文があったら印をつける
例えば、英語の問題文を読んでいた時、「この単語の意味ってなんだっけ?」と思っ
たら、印をつけます。加えて、自分が出した答えが正解している自信があるかを「〇、△、×」で各問題に印をつけます。
この作業を行うことで、見直しの時間を短縮できたり、復習がしやすくなったりします。
③ 丸付け
答え合わせを行い、解説を参考にしながら復習を行いましょう。②の工程で印をつけた問題は、理解できるまでしっかり復習します。
解説を読んでも分からないところは、先生や友達に聞くようにしました。
④ 正答率を出す
丸付けをしたら、何割正解しているかを計算します。大学入試シリーズの赤本は冒頭ページに「合格者最低点」が記載されているので、そこから何割ほど正解すればよいのかが分かります。
自身の正答率が5割以下である、または基礎的な問題を間違えているようなら、基礎固めが十分ではなかった可能性があるので、過去問をむやみに解くことはやめて、基礎的な勉強に戻る方が良いかもしれません。
⑤ ポイントをペンで書き込む(古文)
古文の問題文には、問題として問われていなくとも、重要な単語や助詞・助動詞が沢山含まれています。
そこで、私は問題文の隣に、詳しい意味をつけ足していきました!
例えば、「おぼすらん」という文があったときは、「おぼす」の隣に「お思いになる」と書き込みます。また、「らん」は「おぼすがウ段であるから、現在推量」と書きます。
助動詞の識別は特に重要なので、毎回このように書き込んでいました。
⑥ 問題を加える(古文)
⑤で付け足した内容がしっかり頭に入っているかを確認するため、コピーした問題用紙に自分で問題を作っていきます。
先ほどの「おぼすらん」なら、横に線を引き、「選別」と書いておきます。
次回これを解くときにしっかり、「おぼすがウ段であるから、現在推量」と書けたら、バッチリです!
英語・現代文は①~④、古文は①~⑥の工程を、3時間以内には終わらせます。
古文については、作者、時代、古典常識、月の異名など覚えることも多いですが、地道に学習しました。
このように過去問を8年分ほど解いていたら、3回目には正答率が9割ほどになり、自信がつきました!
Ⅲ 基礎もしっかり!
過去問などの応用演習をしていても、単語帳は毎日欠かさず持ち歩き、勉強しました。
過去問を解いて、難易度が分かれば、すべて単語をむやみに覚えようとせず、重点を置いて勉強できるはずです!
以上、過去問の解き方について紹介しましたが、いかがでしたか。
皆さんの受験勉強に少しでもお役に立てたら嬉しいです!
皆さんが合格を掴み取れるように応援しています。