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合格体験記(一般入学試験)

 

生活科学部 食物栄養科学科 管理栄養士専攻
出身校名:奈良県立郡山高等学校

私が同志社女子大学を志望校・受験校に決めた理由

 

高校1年生の夏休み頃から本格的に大学を調べ始めました。そのころから管理栄養士になることを目指していたため、管理栄養士国家試験の受験資格が得られることが第一条件でした。第一志望校は国公立大学でしたが、同志社女子大学の充実した設備や施設、国家試験へのサポート体制、国家試験合格率の高さ等に魅力を感じ、私立大学なら絶対にここに通いたい!と思うようになりました。

受験勉強の進め方【高校3年生の1学期】

 

今まで以上に毎日の授業を集中して聞く、定期テストでミスした箇所は理解できるまで教科書や問題集で復習するなどを行っていました。特に、集中力は短期ではなかなか身に付けることができないので、毎日の授業を大切にすることは他の人と大きく差がつくのではないかと思います。
一方で、この時期は部活動も忙しい時期だと思います。私の友達にも、部活動に専念するために学校の開門に合わせて登校し、教室や進路室で集中して勉強している人もいました。部活動と勉強の両立は決して簡単なことではありませんが、工夫次第で実現できると思います。高校時代の部活動はまさに〝青春″なので、後悔のないように全力で楽しんでほしいです。

受験勉強の進め方【高校3年生の夏休み】

 

私は塾に通っていなかったため、高校の夏期講習を周りの人よりもたくさん受講しました。疑問に感じたことや受験勉強の不安などをすぐに先生方に質問・相談できる環境が非常に有難かったです。
反省点としては、きちんと計画を立てないまま夏休みの大半を過ごしてしまったことです。学校でも計画を立てるようにと聞いていたのですが、どういう風に計画を立てればよいのかが分からず、とにかく目の前の問題集や夏期講習の宿題をがむしゃらにしてしまいました。このままではダメだと思い、夏休みが終わってから進路指導の先生に面談をお願いし、アドバイスをもらいました。計画を立てることで、今の自分には何が足りないのか、逆に何に時間をかけすぎているのかが可視化でき、より効率的に勉強できるようになったと思います。
今振り返ってみれば、一人で抱え込まないで夏休みの間に先生方をもっと頼ればよかったなと後悔しています。

受験勉強の進め方【高校3年生の2学期~入試直前】

 

この時期から得意教科を中心に共通テスト・センター試験の過去問題を解き始めました。何回も解くことができるよう赤本に直接書き込まず、高校の進路室の赤本をコピーして解いていました。過去問は解いて終わりではなく、教科書や問題集に戻って自分が間違えた問題や単元を復習し、1週間ほど空けてもう一度同じ問題を解き、また復習するという流れで完璧に理解できるまで取り組みました。

受験期に気を付けていたことやスランプの対処法

 

スランプとその対処法に関して、私はスタディプラスという学習記録アプリを友達の勧めでダウンロードしていたのですが、1,2月あたりから他の人の勉強時間ばかりに囚われるようになり、集中力が切れているにもかかわらず次から次へと勉強を続けていました。しかし、こんな勉強方法では成績が伸びるはずもなく、「大学生になれるならもうどこの大学でもいいや」と考えるようになってしまい、自分は何のために勉強しているのか分からなくなっていました。
しかし、母親と何度も何度も相談して、「せっかくここまできたのにここで諦めるのはもったいない。当たって砕けろくらいの気持ちで国公立入試まで走りきろう」と決意しました。第一志望校には届かなかったものの、心から同志社女子大学での日々を楽しめているのは、諦めずに最後の最後までやりきったからだと感じています。
テレビ・スマートフォンとの付き合い方やリラックス方法に関しては、ダラダラと休憩するのは良くないですが、自分の好きなことや自分に合った気分転換を勉強の合間に挟むことで、逆により集中して勉強を行うことができると考えます。インターネットによく「○○をした受験生は落ちる」「勉強の息抜きにやってはいけないこと」などと書かれた記事がありますが、息抜きの方法は人それぞれ違うので安易に情報に流されないでほしいです。

受験生の方へ応援メッセージ

 

前述しましたが、最後まで諦めないことが本当に大切です。どれだけ勉強しても上には上がいます。それでも、「自分はここまでやりきった。これだけやってダメなら仕方ない」という気持ちで受験を迎えられるかで、当日の結果は大きく変わると私は思います。その上で合格をつかみ取った人は心から尊敬します。
でも、第一志望の大学に合格できなかったからといって人生終わりじゃありません!併願校に行くもよし、浪人してもう一年勉強するもよし、社会に出て働くもよしです!
何を当たり前のことを言ってるんだと思われるかもしれませんが、共通テスト直前期や国公立を挑戦する方は共通テストが終わってから国公立入試が始まるまでの期間は特に本当にしんどいです。この時期に私はこの言葉を母からかけてもらい、肩の力がふっと抜けたのを今でも覚えています。もし精神的に追い込まれてしんどくなったら、この言葉を思い出して少しでも楽な気持になってくれると嬉しいです。
実際、私は私立の中では最も行きたいと思っていた同志社女子大学に合格をいただくことができ、通うことに決めましたが、先生方や友達に恵まれ毎日充実した大学生活を送っています。どこの大学に合格したかという結果ももちろん大切ですが、最後までやりきったんだという自信も一生涯皆さんの武器になります!皆さんが最後まで諦めず健康で無事に受験を終えることを願っています。頑張ってください!!

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