休日に行くべきところは、ここだ!
みなさん、こんにちは。
社会システム学科2年次生のみゆです!
最近すっかり秋らしくなってきましたね、皆さんいかがお過ごしですか?
今回は休日に行くべき旅行先を紹介します!
コロナウイルスによる行動制限も緩和された今、旅行に出かける人もいるでしょう。
でもどこに行こうか迷う…なるべく近場で楽しみたい!
そんなあなたに、私が春休みに訪れた湯村温泉がとても素敵な場所だったので、ご紹介したいと思います!
湯村温泉は兵庫県の北西部にあります。
住所:兵庫県美方郡新温泉町湯
ここは、春来川を中心とした温泉街で宿泊施設も多く、いつもたくさんの人で賑わっています。
湯村温泉は、平安時代初期の848年に発見されたと言われており、長い歴史を誇っています。
1981年には吉永小百合さん主演のNHKドラマ『夢千代日記』のロケ地にもなったことから、「夢千代の里」とも言われるようになり、多くの人から愛されています。
温泉街に溢れる風情ある建物は、レトロ好きにはたまらない!と思います。
カメラを向ければ、どこでも映える写真が撮れます。
温泉街の中心地には、約98℃の温泉が自然湧出している、源泉の荒湯があります。

近隣に住む人たちは、冬の寒さを乗り切るために、荒湯の湯を湯たんぽに入れて暖を取るそうです。
また、そばにある湯壺では卵をゆでることができます。
荒湯で茹でたたまごは、荒湯たまごと呼ばれ、湯村温泉の名物として親しまれています。
ちなみに、温泉で作る卵ではありますが、温泉卵ではないのでご注意を!!
さらには、缶に練乳を入れておくことで、美味しい生キャラメルにもなるそうです!
出来上がりには8~9時間ほどかかるため、来てすぐに湯壺に向かって準備しておくことで、夜に美味しい生キャラメルを味わえます。
美味しく作るコツは、きちんと時間を計ること、茹であがった卵をよく冷やすことです。
私はアツアツを食べたくてあまり冷やしていませんでしたが、まず卵が熱くて持てない、殻がひっついて剝きにくい、まごついている間に卵に火が通って固くなる…というデメリットがありました。
みなさま、荒湯たまごを作る際には、そばにある水道でよく冷やしてからお召し上がりください。

階段を降りれば、山菜用の湯壺と鯉が悠々と泳ぐ春来川、「ふれあいの湯」と呼ばれる足湯と、壁面には多くの著名人の手形が並んでいます。
私のおすすめは、足湯で温まりながら荒湯たまごを食べること。
タオルをお忘れなきよう…
白身はとろとろ、黄身は半熟な温泉卵が食べたい方は、薬師湯を訪れてください。
入口付近に湯壺があるので、そこに卵を入れれば30分ほどで完成します。
薬師湯は、美肌の湯として人気が高いので、
お肌をいたわり、体を温めて、美味しい温泉卵をお楽しみください。
湯村温泉ではオシャレなカフェや食べ歩きだけではない、面白いコンセプトのカフェも魅力です。
例えば『おばあかふぇ』。従業員の平均年齢が70歳を超えているというカフェです。
食べる珈琲を売っている珈琲専門店の『黄昏ビギン』。
荒湯の生キャラメルを使用したクレープ、備長炭で焼き上げた但馬牛の串焼きの香りが食欲をそそる『ひよっ子屋』。
湯村温泉にはまだまだたくさん、美味しいものがあります!

さらに、エリア内には、ハートが300個以上も隠れています。
すぐに見つけられるハートと、まさかこれが??なんて思うハートもあります。
5個以上見つけたら、写真を観光協会に持っていってみましょう。見つけたハートがまだ誰にも見つけられていないレアなハートなら、新しく登録してもらえるかも。
いろんなところに目を向けてたくさんのハートを見つけてくださいね。
これまでご紹介したように、湯村温泉にはたくさん楽しめるスポットがあります。
豊かな自然に囲まれたのどかな地で、日々の疲れを癒やし、たくさんの美味しいものを味わう幸せなひとときを過ごせます。
ぜひ湯村温泉に足を運んでみてください!