オーストラリアの大学と同志社女子大学との違いは? ~オンライン留学体験記part.3~
みなさん、こんにちは。 国際教養学科3年次生のことみです。
台風一過の空が青く澄み渡り、心地よい秋日和となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は昨年の8月から、オーストラリアのDeakin大学に1年間オンライン留学をしていました。
前回は私が留学先でどんなことを学んでいるのかをお話ししましたが、今回は私が実際に留学してみて感じた、
日本の大学とオーストラリアの大学の違いを3つご紹介します。
(前回の記事はこちらからご覧ください)
①学期が違う
同志社女子大学―2学期制(春学期・秋学期)
Deakin大学―3学期制
同志社女子大学は1つの学期に15週間の授業があるのに対して、Deakin大学は1つの学期に12週間しかありません。
つまり、1つの科目を日本より短い期間で履修し単位を取得することができます。
だからと言って楽に単位が取れるというわけではありません。
日本では、ある授業で15週間のうちに2つのテストがあるとすれば、Deakin大学のある授業では12週間で3つのレポートが課されることがあり、短い期間で課題をやらなければならないため、とても忙しいです。
②評価方法が違う
同志社女子大学の多くの授業では、出席や授業態度が評価基準に含まれることに対して、Deakin大学では、出席や授業態度は一切評価に含まれません!
その分、レポート課題やテストの配点が多く、とても重要になります。
(例)国際教養学科 選択必修科目English Phonetics/英語音声学
出席・授業態度―30%
毎週の小テスト―40%
期末テストー30%
(例)Deakin University: Intercultural Communication
Essay (1200 words)-30%
Field Research Report (1200 words)-30%
Report (1600 words)-40%
③授業形態
同志社女子大学の多くの授業では、1つの科目は週に1回、90分間の授業があります。
これに対してDeakin大学は、1つの科目がLectureという主に先生が一方的に授業を行う講義(日本の授業と似ている)と、SeminarというLectureで習った内容に関してグループディスカッションなどを行う授業(学生が活発に発言する)の2つに分かれています。
そのため、授業は週に2回行われることが多く、1時間のLectureが週に1回、1時間もしくは2時間のSeminarが週に1回という形です。
例えば、私が履修している中国語の授業は、月曜日の9時から1時間、先生が教科書に沿って授業を行うLectureがあり、水曜日の13~15時に、発音練習などを行うSeminarがあります。
(例)Deakin University: Chinese 1A
月9:00~9:50 Lecture (教科書の内容に沿って先生が講義)
水13:00~14:50 Seminar (発音練習、実戦問題を解く)
終わりに・・・
日本の大学との違いに驚くこともありますが、新鮮にも感じます。
1年間の留学はとてもあっという間で、課題に追われ必死だったときもありましたが、とても良い経験ができたと思います。
この記事を読んで、少しでも留学に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
