私のおすすめの授業 ~「京都を読む・歩く・見る」~
みなさんこんにちは。日本語日本文学科 2年次生のカレンです!
立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか?
今回私は、同女で履修できる数多くの授業の中から、「京都を読む・歩く・見る」という授業についてご紹介していきたいと思います。
「京都を読む・歩く・見る」の授業の概要
まず初めに「京都を読む・歩く・見る」の授業の概要についてお話します。
本授業は、表象文化学部の日本語日本文学科、英語英文学科の科目として設けられています。この授業は「京都研究科目」という科目に分類され、キャンパスが京都御苑に最寄りという土地の利を生かした、同女の今出川キャンパスならではの特色ある授業になっています。授業の流れとしては、下記のようになります。
①日本文学に関するテーマに関して事前に学習し、理解を深める
②実際に現地を訪れる
③体得したことをレポートにまとめ、報告する
実際の授業の様子
それではここから、実際の授業の様子をお話させていただきます!授業内容はその年によって変わる場合もあるので、2021年度春学期の例として参考程度に読んでみてくださいね。
初回のフィールドワークでは、「伏見名水スタンプラリー」の各スポットを回りました。


歴史ある伏見の町の名水を巡って様々な場所に足を運ぶことが出来たので、とても楽しく勉強になりました!フィールドワーク後のレポートは、フィールドワークで回ったルートを報告し、その体験から気付いたことや感じたことなどを記して提出します。
オンライン授業期間中は、チームで課題に取り組む、チームプロジェクトを行いました。このプロジェクトでは、チームごとに、『源氏物語』夕顔巻の担当箇所が割り当てられ、担当箇所の本文に登場する地名や建物が、現在の京都のどの場所に位置するのかを協力して調査しました。その後、実際に夕顔巻ゆかりの地を回る際のルートプランをPowerPointやWordにまとめて提出しました。対面授業が再開してからは、事前学習として各チームがそれぞれ作成したルートを発表し、みんなで共有しました!次の時間にはそのルートを基にしたフィールドワークが行われました。

みんなで協力し、時間をかけてルートの構想を練り、調査を行った分、実際にゆかりの地に赴いた時の感動はとても大きかったです。
他にも、『夜は短し歩けよ乙女』のゆかりの地を巡って「下鴨神社」、「糺の森」や「吉田神社」などを訪れました!基本的には自由に回るので、少し休憩ということで友達と「進々堂」(このお店も作品に登場します)に寄ってお茶をしました!

フィールドワーク後に、周辺のカフェを訪れるのもおすすめですよ♪
最後のフィールドワークでは、『徒然草』に登場する「石清水八幡宮」へ参拝に行きました!

ケーブルに乗って山の上を目指し、歩いて下山し「極楽寺」「高良神社」なども訪問しました。各所で先生が様々なクイズを出題してくださり、とても面白く暑さも忘れるほどでした。先生が一緒に回ってくださるフィールドワークでは、先生とお話しすることもできるので楽しいですよ!

他にも書ききれなかった体験がまだありますが、興味を持ってくださった方はぜひ履修されてみてはいかがでしょうか。
今回の記事で「京都を読む・歩く・見る」の授業の魅力が皆さんに伝わっていればうれしいです!