【学生インタビュー】同志社女子大学創立150周年カウントダウンボードが完成しました

同志社女子大学創立150周年の記念日である10月24日までの日数をカウントダウンで表示するボードを両キャンパスに設置しました。デザインを制作したのは、学芸学部メディア創造学科3年次生の小島結衣さん。150周年の歴史の積み重なりと本学の多様性、華やかさをカラフルなリボンで表現しました。4月2日の入学式会場で設置し、現在は両キャンパスラーニング・コモンズにて設置しています。
- 150周年という長い年月の積み重ねを表現したいと考え、「歴史」をテーマにモダンな雰囲気を残しつつ、リボンが重なりながら連なっていくデザインにしました。過去から現在へと続く時間の流れや、その重なりを視覚的に感じてもらえるよう意識しています。
また、カラフルなリボンを用いることで、同志社女子大学らしい華やかさや多様性、明るい雰囲気を表現しました。多くの方に親しみを持っていただける、記念の節目にふさわしいデザインになるよう心がけました。 - 小島 結衣
デザイン考案者 小島結衣さんへのインタビュー

Q.制作に取り組んでみようと思ったきっかけは?
ゼミの授業で、髙木毬子先生が制作に取り組む学生を募集されたことがきっかけでした。多くの人の目に留まる制作物に関われると聞き、「ぜひ挑戦してみたい」と興味を持ちました。
ちょうどゼミ活動が始まったばかりの時期で、自分自身のスキルアップにつながることに取り組みたいと考えていたタイミングでもありました。そのため、迷うことなく立候補しました。
Q.コンセプトやデザインでこだわったところは?
リボンが重なりながら下へと連なっていく構成にすることで、150年にわたる歴史の積み重なりや、その重みを表現しました。縦に伸びている細く赤い線は、歴史のつながりを「赤い糸」に見立てて表現したものです。全体的にカラフルで、さまざまな柄を取り入れることで、多様性や華やかさ、同志社女子大学らしさを表しました。また、寂しくなりがちな余白部分にドットをあしらい、背景を白色ではなくクリーム色にしたのも、デザインを学んだからこそのこだわりです。
制作は、まず手描きのラフからスタートし、タブレット端末で色を付け、図形を組み合わせ3Dにして仕上げました。
Q.日頃の学科での学びが生きたと感じたところは?

1年次生から、撮影や機材の使い方、Illustratorを用いた制作・編集など、幅広く学んできました。本に描かれている世界観を○と△だけのデザインで表現する課題は印象的でした。
スキルを身につけるため、夜遅くまで勉強したのも良い思い出です。2年次生ではゼミで海外の大学と合同での作品制作をおこない、私は音楽の収録に携わりました。
様々な課題にじっくり向き合ってきた経験は、今回のポスター制作にたくさん活かされたと感じています。特に、作品の構成や見せ方を考える力は、日々の授業や課題に取り組む中で培われてきたものだと思います。
Q.苦労したところは?
ボードの中央部分にカウントダウンの数字が入ることで、デザインが上下に分断されてしまう点が難しかったです。その中でいかにして一体感を表現するかが課題でした。
たとえばグラデーションや一つひとつの模様を工夫するなどして、少しでも上下のつながりを感じられるようにしました。また、画面上と印刷した色では微妙に違いがあり、表現したい色に仕上がるまで粘り強く取り組みました。
想定よりも時間がかかりましたが、試行錯誤の過程も含めて楽しく制作することができました。

Q.最初に描いたデザインと、完成版はどこが一番変わりましたか?
最初はテイストが異なる4つのデザインを手書きで作成し、最終的には150周年の節目にふさわしく、明るく親しみやすい印象の案が選ばれました。
初期段階では情報量をあえて抑え、かなりシンプルな構成にしていましたが、実際にボードを設置する環境や「多くの人に一目で理解してもらえること」を意識しながら調整を重ねていきました。
当初の案と比べて、見やすくわかりやすいデザインに仕上がったと思います。
Q.完成したカウントダウンボードを見ての感想は?

総務課やMSC(メディアサポートセンター)の皆さまにもご協力をいただき、時間をかけて取り組んだ思い入れのある作品だったため、完成した形を見ることができ大変嬉しく思いました。アイデアが形になったことに、ほっとした気持ちもあります。
多くの学生や新入生、保護者の方々にご覧いただき、150周年に向けての期待感や、ワクワクした気持ちを感じていただけるようなものになれば幸いです。
Q.このボードを見た人に、どんなことを感じてほしいですか?
いよいよ創立150周年を迎えることを実感し、少しでもワクワクした気持ちになっていただけたら嬉しいです。
また、カラフルなリボンの表現を通して、大学の多様性、華やかさ、そしてこれまでの歴史を感じてもらえたらと思っています。
日常の中でふと目にしたとき、この記念の節目を楽しみにするきっかけとなるような存在になれば嬉しいです。
Q.小島さんにとって同志社女子大学とはどのような存在ですか。また、150周年を迎えることをどう感じていますか?
同志社女子大学は、友人のお姉さんが通っていたことをきっかけに志すようになり、D判定から挑戦して合格した、私にとって思い入れのある大学です。
高校時代はボート部で活動し、全国大会にも出場しましたが、進路を考える中で、デザインなど自分の興味のある分野を幅広く学べる点に魅力を感じ、メディア創造学科への志望度が高まりました。
憧れの大学に入学できただけでなく、150周年という大きな節目の年に、在学生として関わることができていることをとても嬉しく感じています。長い歴史を大切にしながらも、新しいことに挑戦し続けている点が、この大学の魅力だと思っています。これからも多くの人に愛され、受け継がれていく大学であってほしいです。

Q.この経験を、今後どのように生かしていきたいですか?
今回の制作を通して、多くの方と関わりながら一つの作品を完成させる経験ができたことは、自分にとって大きな自信につながりました。
特に、「自分のデザインが実際に多くの人の目に触れる」という経験はとても貴重で、責任感と同時に大きなやりがいを感じました。
将来は、小さい頃から興味深く観察してきた、お菓子のパッケージデザインに関わる仕事に携わりたいと考えています。今回の経験や学科での学びを生かし、消費者にしっかりと伝わるデザインや、空間や用途を意識した制作に、積極的に取り組んでいきたいです。