【学生インタビュー】第117代同志社大學應援團團長に就任した花川美結さんにお話をお聞きしました!

2025/05/22

同志社大學應援團第117代團長に、表象文化学部の花川美結さんが就任しました。應援團の長い歴史の中で初となる、同志社女子大学からの團長。憧れから始まった應援團での活動は、やがて覚悟と責任を背負う日々へ。團長としての想い、仲間へのエール、自分との向き合い方など、花川さんに伺いました。

應援團との出会い、憧れから覚悟へ

Q.同志社大學應援團に入るまでのきっかけと、その背景にある想いを教えてください。

中高一貫校時代に、部活動の三つ上の先輩が同志社大學應援團チアリーダー部で活躍されている姿を見て、その可愛らしい紫のユニフォームに一目惚れしました。キラキラと輝いて応援する先輩の姿に憧れ、「私もここに入りたい!」という強い気持ちが芽生えました。それ以来、同志社女子大学の進学を決意し、應援團に入部することが目標に。入学後はもちろん迷わずチアリーダー部に入部しました。

 

Q.夢だったチアリーダー部の入部から一転、どうして應援團長を目指すことになったのですか?

2年次の頃から「團長を目指したい」と周囲には伝えていましたが、3年次に「團渉外」という役割で團の運営に携わり、多くの方々と関わる中で、その想いがさらに強くなりました。実は、怪我の影響で團長を諦めざるを得ないと弱気になる時期もあったので、この役職を頂けた瞬間、嬉しさはもちろんありましたが、「これからどんな困難があっても大丈夫」と、自分を奮い立たせる覚悟が芽生えました。

昨年の硬式野球部秋季同立戦の2日目を最後に、紫のユニフォームとともに頑張ってきたチアリーダー部としての活動を終えると、自分の中で決めていました。というのも、2年次から「團長になりたい」という想いを持ち続けていたので、この日はチアリーダーとして区切りをつける意味のある一日でした。より一層、覚悟が固まった瞬間でしたね。

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応援の力を信じて── エールに込める想いと“チーム同志社”の意識

Q.チアリーダー部出身の團長として、どんなことを意識していますか?

私はチアリーダー部出身の團長です。これまでの應援團の長い歴史の中でも異例とも言える存在です。そのため「今までのような、かっこいい團長の立ち振る舞いができるのか」と不安になることもありました。でも今は、そうした自分だからこそできることがあると信じています。團長としての覚悟を示すために、團長である時は日焼け止めを塗らない、化粧をしない、前髪を下ろさないという、自分なりのルールも大切にしています。

Q.應援團の活動を通して、どんな想いを届けたいと考えていますか?

私にとって大切なのは、應援團の活動を自己満足で終わらせないこと。自分が応援を楽しむことはもちろん大切です。しかし、それだけでは不十分だと思っています。同志社の名を背負い全国で戦う仲間たちを、少しでも私たちの声援で後押ししたい。だからこそ、私は誰よりも大きな声で応援し、スタンドを盛り上げる姿を見せるようにしています。その姿を見た團員が「團長が精一杯頑張っているならば、自分ももっと頑張ろう」と思ってくれたら、それが應援團の力を底上げすることになると信じています。同志社女子大学に在籍していても、同志社大学に在籍していても、私はどちらも“チーム同志社”の一員だと考えています。大学名に関係なく、同じ理念を持つ同志社人として、共に歩む仲間を応援したいという気持ちに変わりはありません。同志社大學應援團の一員として活動することは、同志社という名のもとに集う全ての人々を鼓舞し、誇りと情熱を共有すること。だからこそ私は、“チーム同志社”の一員として、仲間たちにエールを届け続けたいーーそれが、私の変わらぬ願いです。

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前向きな毎日を。私だけのルール

Q.これから挑戦したいことを教えてください。

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我々應援團の目標は、最後のアトムフェスティバルを終えたときに、全員が「やりきった」「悔いのない1年だった」と思えることです。指導部、吹奏楽部、チアリーダー部の3部体制である應援團ですから、團全体の活動と各部の活動の両立が難しい場面もあります。そんな時に大切にしていることは、「絶対に後悔しない道」を選ぶこと。たとえ、その選択が結果的に間違いだったとしても、今の自分に必要だった失敗だと捉えれば、後悔せずに前へ進めます。限られた学生生活を、後悔という後ろ向きな気持ちではなく、前向きな経験で満たしたいと思っています。

Q.普段はどんな自分でありたいですか?

普段の私は「可愛くいる」ことを大切にしています。團長として学ランや袴を着て応援に徹していると、つい自分の素の部分を忘れてしまいそうになることもあります。だからこそ、オフの日は自分の好きなスタイルで過ごすようにしていて、メイクをして出かけるようにしています。人と話すことが大好きなので、オフの時間があれば絶対に友達に会ってずっと喋っています!

プロフィール

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同志社女子大学 表象文化学部
英語英文学科4年次生  花川美結

同志社大学應援團 第117代團長