ステージでは、こどもたちとゲームやクイズをしたり、一緒にダンスを踊ったりしました。
さらに、スタンプラリーでは、スタンプを集めるともらえる景品を、私たちが自作 した「ガチャガチャ」を回して取れる一工夫も加えました。制作当初はなかなか上手く回らず、景品が出てこないなど苦戦しましたが、試行錯誤を重ねて、素敵なガチャガチャが出来上がりました。マルシェに持ち込んだガチャガチャの機械は大変注目を集め、これを回したくてスタンプラリーに何度も挑戦してくれたこどもたちもいました。「何が出てくるかなぁ」と、嬉しそうに回してくれるこどもたちの笑顔がとても印象的でした。

マルシェ内を歩いていると、自分で作った風車を持って嬉しそうにしているこどもたちと たくさんすれ違い、制作のお手伝いをした学生メンバーもとても嬉しい気持ちになりました。風車づくりには難しい工程もありましたが、残暑のなかでのマルシェでも、みんなが一生懸命取り組んでくれている姿に、たくさんの元気をもらうことができました。

ステージでは、楽しかった夏休みを思い出すパイナップルのダンスや、ドラえもん音頭で元気い っぱい音楽に合わせて踊ったり、ミニゲームをしたりしました。はじめはステージ に立つ私たちと目を合わせて一生懸命真似をしながら踊る姿でしたが、次第に、同じダンスを繰り返して、少しずつできるようになり、嬉しそうな表情で踊る姿に変わっ ていく様子も目の当たりにし、いっしょにステージを創っている感じがしたことが印象に残っています。
ミニゲームでは、いろいろな年齢のこどもたちが初めて顔を合わせて遊ぶため、少し緊張して始まりましたが、協力をしてグループをつくるゲームを通して、硬い雰囲気がどんどんなくなっていき、笑顔になったこどもたちをみることができて私たちもほっとしました。