「LOVE京田辺マルシェinブランチ松井山手」にてプレイフル・マルシェ研究会の学生が活動を行いました

2022/12/21

12月3日(土)にプレイフル・マルシェ研究会はブランチ松井山手で行われたLOVE京田辺マルシェに出店しました。今回は、クリスマスにちなんだ飾りや手作りおもちゃをつくるワークショップを実施し、午前・午後の2回、30分間のステージパフォーマンスも行いました。ブースには、サンタクロースポストを設置し、子どもたちがサンタクロースにお手紙を書いて投函してくれました。

マルシェに参加した3名の1年生がレポーターとなって活動報告を致します。

今回のマルシェの活動で印象に残っていることは?

〇真剣な子どもたち

子どもたちが真剣にものづくりに取り組む姿が印象的でした。

「サンタさんへのお手紙を書く」ことを知った子どもたちは、みんな興味津々で、黙々と書いていました。サンタさんに手紙を書くときの真剣に考えている表情や、サンタポストに手紙を入れるときの嬉しそうな表情がとても印象的でした。サンタさんポストにお手紙を入れるのをワクワクしてお返事のお手紙も喜びながら、ひらがなを真剣に読んでいました。自分が書いたお手紙をポストに入れてすぐに届いた「サンタさんからのお返事」を見て驚いている子どももいました。私たち学生がつくったサンタクロースからのお手紙も大事そうに持ち帰ってくれたり、サンタさんポストがかわいい!と言って、保護者の方々もサンタさんポストとお子さんとで写真撮影してくだったりして、準備をがんばってきてよかったなあと感じました。

ステージでは、私たちが用意したクリスマスにちなんだ楽曲を流すと、子どもたちや保護者の方々が集まってきてくださったものの、はじめのうちは、恥ずかしそうにして様子を見ている感じでした。しかし、ステージを見たいから、参加したいからと言って、ブースのところで飾り付けを作成中の子どもたちも、すばやく完成させてから、ステージまで走っていってダンスに参加してくれた子どももいました。子どもたちが一生懸命ダンスをする姿がとても可愛かったです。

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〇子どもの発想のおもしろさ

子どもたち自身で思い思いの材料を選び、好きなように貼ることで、学生がつくったサンプルを真似るのではなく、自分だけのオリジナル飾りを作成していて、どの子どもも喜んでいました。

こども達はポンポンや、モールなどの飾りを、私が思いつかないような使い方をしていて、こんな使い方もあるのかと新しいアイデアを得ることができて楽しかったです。子どもたちの作品はどれも素敵なものばかりで、様々な発想に驚きの連続でした。

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〇子どもたちとのコミュニケーション

ものづくりに夢中になっていた子どもたちでしたが、コミュニケーションを取りたいと思った私は積極的に「何歳?」「この色、好きなの?」「何の絵描くの?」などと、一人ひとりに声をかけるように心がけました。初めは少し緊張気味だった子どもが、様々なやり取りをしていくなかで、「見て〜!できた!」と笑顔で完成した作品を見せてくれたのがとても嬉しかったです。また、飾りづくりを手伝った私のことを覚えてくれていて、別のブースで会ったときにも手を振ってくれる姿を見たり、10月マルシェで私たちが行った、ハロウィンにちなんだワークショップにも参加していたんだよ!という声を聴いたりして、私たちのブースでの活動を楽しみにしてくれていることを知り、励みになりました。

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今回のマルシェに参加してみて思ったことは?

〇子どもと関わることの楽しさ

 マルシェに参加して、改めて子どもと関わることの楽しさを感じることができました。子どもたちも、ブースに来てすぐのときは恥ずかしさもあって、私たちが話しかけてもうなずくことで精いっぱいというところから始まるため、私たちもどうやってかかわろうかと考えさせられますが、そうしたときでも、笑顔で接し、積極的に問いかけたり話しかけていくと、「お姉ちゃんなんていう名前なの?」「お手紙書いてあげる!」と仲を深めることができるようになっていくことも知りました。子どもたちとどんなことを話そうかな、またどのようにしたらより子どもたちが喜んでくれるのかな?などを考えるいい経験になりました。

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〇みんなで遊ぶことと一人ひとりとかかわること

 また、ステージパフォーマンスを子どもたちと一緒に楽しむ時間と、思い思いの作品をつくったり、じっくりかかわったりできるブースの両方があることで、作ったものを持ってステージに参加してくれたり、ステージに参加して楽しかったからブースに来てものづくりをしてくれたりするため、どちらもなくてはならない場であることを改めて感じました。自分で好きな色を選べて、シールなどを貼って作成し、達成感があるものを、家に飾ることが出来る!ものを考えてくれてありがとうと、保護者の方にお聴きできたことがとても嬉しかったです。そして、今回のサンタポストのように、少し大きめの飾りのようなものがあると、子どもたちは気になって立ち止まったり、親御さんにも何をしているのかが伝わりやすくなったりして、より参加しやすくなるのではないかと思いました。

すごく寒い日でしたが、子どもたちが嬉しそうにステージを見てくれたり、一緒にワークショップをしてくれたりしたので、元気をもらえました。子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができてとても嬉しかったです。次のマルシェも子どもたち一人ひとりが達成感あるものが作れて、思い出に残る時間をいっしょにつくれるよう、プレイフル・マルシェ研究会のみんなで考えて取り組んでいきたいと思いました。

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