現代こども学科 今井敏博先生 「卒業研究Ⅱ」

2023/12/11

日時:2023年12月3日(日)
場所:堀尾竹荘

 

「陶器づくりによる回転体の学習 ―轆轤(ろくろ)による清水焼―」

 

堀尾竹荘の主人である堀尾様は先代を継いでこの仕事をされているベテラン職人です。また、その弟様(本日は2人体制)は、作品を製作する陶芸家です。

まず、学生たちは、堀尾様の実演に基づいた説明を聴きながら、回転してできる陶器づくりの技法を学びました。半分に割って、断面から陶器の厚さを適切にするように手を動かすところに難しさがあることがわかりました。

次に、各人が轆轤の前に座り、堀尾様とその弟様の指示とアシストのもと、自分の望む大きさの茶碗、皿、マグカップなどを作りました。力を入れすぎて、やり直す学生もいましたが、補助してもらい仕上げることができ、楽しくかつ達成感を味わいました。また、回転体の構造も理解することができました。

学生各々が色の希望を伝えていることから、焼き上がった作品を観る時が楽しみです。本来の実施は3年次の昨年でしたが、新型コロナ感染症の影響で延期しており、今年度の実施が叶いました。

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