奈良県吉野郡天川村でのフィールドワークを実施(新谷龍太朗ゼミ)
日時:2024年7月6日(土)
場所:てんかわ天和の里
授業:応用演習Ⅰ
担当:新谷龍太朗 准教授
新谷ゼミ1期生(3年次生10名)は、教育施設を活用したまちづくりの事例を知ることを目的とし、「てんかわ天和の里」でフィールドワークを行いました。
「天和の里」は、2002年に廃校となった校舎を活用して、バーベキュー場やボルダリング、アマゴのつかみ取りや木工体験など、こどもから大人まで楽しめる交流拠点です。
近くには様々なキャンプ施設があり、途中のコンビニエンスストアでもキャンプ用具が陳列されるなど、町全体で自然環境を活用したまちづくりを行おうという様子が見られました。
旧校舎は音楽室でピアノを弾けたり、理科室などが更衣室になっていたりと、キャンプに来た人が利用できるようになっていました。隣接するバーベキュー場では、親子で川遊びをしたり、アマゴの串焼きを楽しむ大学生がいたりと、多様な人たちが穏やかな時間を楽しんでいました。火がなかなかつけられない大学生を地元の高齢者のスタッフの方が手伝ってくれるなど、地域の方とキャンプで訪れた人が交流する様子も見られました。
ゼミ生たちは、持参した薪をナタで割ってバーベキューを楽しみました。食事後は、川遊びの危険箇所について考えた後、河原でスイカ割りをしました。帰り際には、「気をつけるんやで」と地元の方から声をかけられるなど温かな雰囲気に触れ、まちづくりには人と人のつながりが大切であることを学びました。