同志社女子大学現代社会学部講演会「地球のステージ１」

11月20日（木）

2005年度「地球のステージ2」、2006年度「地球のステージ3～国境なき大地」2007年度「地球のステージ4～果てなき回帰」、今年度は「地球のステージ１」が公演された。
地球のステージとは、戦争の傷跡の残る地域や難民キャンプでボランティアとして医療活動を続けている精神科医桑山紀彦氏が、世界で起きている様々な出来事を、自ら撮影した貧困や紛争に揺れる世界の映像と自作の曲を用い、語りと曲で構成されている。「地球のステージ１」ではインド、ケニア、スペイン、アラスカ、南米などの「放浪篇」に始まり、フィリピン、ソマリア、東ティモール、旧ユーゴスラビアなどの貧困、紛争地域の子どもたちの明るくたくましい姿を映し出す。映像、語り、ボーカル、ギターを交えながらの公演は、ライヴ音楽と共に映し出される大画面の中で、紛争や貧困の中に生きているにも関わらず、たくましく、豊かな笑顔の子どもたちや大自然とその中で自立をめざす人々の姿に参加者は感銘を受けた。