名古屋市科学館及びレゴランド・ジャパンでのフィールドワークを実施(吉永紀子ゼミ)

2024/03/14

日時:2023年1月20日(土)~1月21日(日)
場所:名古屋市科学館/レゴランド・ジャパン
授業:卒業研究Ⅱ
担当:吉永紀子准教授


吉永ゼミ7期生(4年次生5名)は、体験を通した教材研究を行うことを目的とし、2つの施設でフィールドワークを行いました。

1.名古屋市科学館
1日目に訪れたのは、名古屋市にある名古屋市科学館です。名古屋市科学館には、「みて、ふれて、たしかめて」というテーマのとおり、体を使って学ぶことができる展示が満載でした。すべてのエリアにおいて、こどもだけでなく、大人もワクワクできるような仕掛けがたくさんあり、時間も忘れて楽しむことができました。

そのなかでも、特に夢中になったのは、生命館4階の「人体のふしぎ」展示エリアです。「自分の反応速度を調べてみよう」というコーナーでは、合図を感じ、体験スイッチから手を離すまでの時間を計測し、反応速度を仲間と比べて楽しむことができました。また、楽しむだけでなく、目と耳の反応速度には違いがあることを初めて知りました。「人体ランニング」のコーナーでは、スクリーンのお手本の走りを真似て腕を振ることで、骨・筋肉・血管・神経の動きを同時に理解することもできました。

解説の情報を読むだけでは、理解しにくいと感じることも、実際に好奇心をもっていろいろな体験をしてみることで「なぜ?」「もっと知りたい!」という思いが自然と引き出されていくことを実感しました。さらに、こどもでも大人でも興味がそそられるような身近なものを使った体験であるからこそ、時間を忘れて楽しめることを学んだ1日となりました。

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2.レゴランド・ジャパン
2日目に訪問したのは、「レゴランド・ジャパン」です。「レゴランド・ジャパン」の特徴は、すべてがブロックで表現された世界観であるところです。また、8つのエリアがあり、それぞれのテーマごとに雰囲気が異なっていました。

潜水艦に乗り込み、巨大な水槽の中をめぐる「サブマリン・アドベンチャー」では、サメが近くを通ったり、熱帯魚を近くで見ることができたりと、「レゴブロック×海」という新しい世界を楽しむことができました。「レゴランド・ジャパン」には、様々な場所に巨大なモニュメントが点在していたり、都道府県の名所をレゴで表現した場所があったりするなど、レゴを触ってみたい、作りたいという思いを引き出す工夫が随所になされていました。また、そのような思いを叶えることのできる「ワークショップエリア」もあり、環境構成の重要性を学ぶことができました。

「レゴランド・ジャパン」には、本学科の卒業生が勤務されているとのことで、入園時にお会いすることもできました。レゴの世界観にどっぷり浸り、こどもの頃の懐かしい感覚を取り戻しながら、楽しく学び、親睦を深めるひとときを過ごすことができました。

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