奈良市・大和郡山市でのフィールド・ワークを実施(中井 精一ゼミ)
日本語日本文学科・中井 精一 教授のゼミでは、全国各地の方言を調べるフィールド・ワークを行っています。今回は、12月7日(日)に2年次生11名と3年次生13名が奈良市と大和郡山市を訪れ、奈良のことばと文化や歴史を肌で感じてきました。
まず訪れたのは奈良市済美公民館。地元の方々にお話をうかがいながら、奈良独自の言い回しやイントネーションを丁寧に記録しました。言葉には、その土地の歴史や暮らしが息づいています。学生たちは、教室では学べない“生きた日本語”を間近に感じることができました。
その後は、古都・奈良の町を歩きながら、街並みや人々の語りを観察。さらに大和郡山市に移動し、“金魚のまち”ならではの体験も。全国金魚すくい選手権のチャンピオンから直接手ほどきを受け、学生たちはその奥深さに驚きの様子で、まさに言葉と文化がつながる瞬間を実感する一日となりました。

