日学演劇プロジェクトによる上演会を開催

2月26日(水)に今出川キャンパス楽真館で、日本語日本文学科有志による日学演劇プロジェクト(通称Nプロ)が、「『地獄変』のつくり方 ー芥川竜之介「地獄変」よりー」を上演しました。
今年度は、物語の解釈と演劇による表現が困難なうえ、稽古時間も限られていた中、直前まで試行錯誤を重ね、本公演当日を迎えました。今回は初の試みとして、観客席を円形に置き、観客を物語の世界に引き込む手法をとり、照明や音響を駆使し、日常からかけ離れた物語への没入感を作りだしました。
1、2年次のメンバーが中心となり、制作・広報・音響・照明などすべて学生によって手がけられました。作品が語りかけるメッセージを学生個々が感じ取り、舞台で表現する堂々とした姿に、作品が持つ一味違った世界観を味わうことができました。
学生の一人ひとりのプロジェクトに対する強い思いが一つとなり、すばらしい舞台となりました。


