「文学散策」を実施

2024/01/05

2023年11月29日(水)、日本語日本文学科主催で毎年恒例の文学散策を、今回初めて丹後方面で実施しました。当初は終日雨の予報でしたが、曇り空の下紅葉深まる美しい景色を楽しみながら、学生33名、教職員6名が参加し、以下の場所を訪れました。

みやづ歴史の館 → 丹後国分寺跡 → 籠神社 → 笠松公園(ケーブルカー往復) → 天橋立観光船 → 天橋立 → 文殊堂 → 与謝野町立江山文庫

まず、宮津市教育委員会のご厚意により、普段閉館されているみやづ歴史の館を特別に開館していただき見学しました。市の職員の方から、宮津市の歴史や文化について展示資料を元に説明していただき、理解を深めました。次に、丹後国分寺跡を吉海先生の解説で見学し、ケーブルカーで笠松公園に向かいました。曇り空ではありましたが、天橋立が一望でき、記念撮影後、股のぞき(景色が逆さまになり、天橋立がまるで天に架かる浮橋のように見える)や紅葉を楽しみながら、思い思いの時間を過ごすことができました。
 

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その後、観光船で海からの天橋立を眺めながら文殊に戻り、到着後、天橋立を歩いて先生方から磯清水、天橋立神社等名所の解説を聞きました。出発時間までの間、自由行動にして歌碑を見て回ったり、海岸で写真をとったり、名物の知恵の餅を食べたりながら有意義な時間を過ごしました。

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最後に、与謝野町立江山文庫にも立ち寄り、学芸員の方から、与謝野礼厳、鉄幹・晶子夫婦などの作品に触れながら説明を受け、理解を深めることができました。

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今回のツアーで天橋立周辺の文化や、歴史・文学を満喫した一日となりました。