2024年3月17日（日）、薬学部卒後教育講演会を京田辺キャンパスで開催しました。
講演会は、『和漢薬と健康』という主題で企画しました。前半は當銘一文先生（富山大学和漢医薬学総合研究所、2024年度より本学生薬学研究室教授として着任予定）に『和漢薬・漢方薬の基本と、今後の展望』というテーマでご講演をいただき、後半は九里武晃先生（医療法人社団石鎚会・京都田辺記念病院内科部長）に『漢方を用いた治療』というテーマでご講演をいただきました。和漢薬、漢方医学の概念や基本的な考え方から、漢方薬，生薬の現状、さらに、医師の視点から東洋医学的診断、漢方薬の実践について、臨床経験を交えてご紹介いただきました。

薬学部の卒業生・在学生・教員のほか、医療機関の従事者や一般の方を含む約51名の方にご参加いただきました。参加者は熱心に聞き入り、講演終了後には活発な質疑応答が行われました。