ゲストスピーカーによる講義を実施 (居住空間研究室)

2026/07/20

6月18日(木)、3年次科目「応用演習Ⅰ」のゲストスピーカーとして、匠弘堂取締役社長の横川総一郎氏をお迎えし、木造建築の魅力や伝統技術についてお話しいただきました。

なぜ社寺建築が1500年以上の長い年月に耐えて現存できているのか、なぜ大屋根が反っているのか、なぜ濡縁があるのかなど、伝統的木造建築の構造・要素やその役割を知ることで木造建築の価値について理解を深め、社寺建築を楽しむ見方も伝授いただきました。

鉋(かんな)や鉞(まさかり)、墨壺などの大工道具に触れたり、金物を使わずに部材を継ぐ継手や仕口の強度や職人の技術を観察し、長い歴史の中で受け継がれてきた職人の知恵や工夫を体感することができました。

学生からは「部材をすべて取り替えるのではなく、傷んだ部分だけを切り取り新しい木材を継いで補修する方法が環境に優しい」「別の授業で木材の継ぎ方について学び、今回実際に見たり触れたりすることができ、とても良い経験になった」「『見える部分をきれいに作るのは当たり前、見えないところに気配りをする』という岡本師匠の言葉から、表面的な美しさだけでなく、見えない部分にも責任と誇りを持って後世へ繋いでいく姿勢や職人としての心構えを感じた」との感想が寄せられました。

夏季休暇中には工房訪問を予定しています。

260717_life_report_lecture1.jpg