ゲストスピーカーによる講義を実施(世界のくらしと文化)

2025/12/22

12月8日(月)に「世界のくらしと文化」のゲストスピーカーとして神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授のエルッキ・タピオ・ラッシラ先生をお迎えし、フィンランドの教育・保育についてお話しいただきました。

2000年代に学習到達度調査で上位にランクインし、幸福度ランキングにおいても8年連続1位であることから注目されるフィンランドですが、近年の教育保育環境の変化や労働環境の実情を知り、物事には良い面だけでなく課題もあること、メディアで伝えられる情報が必ずしも正しいとは限らないことを学びました。

「学習者中心の教育スタイル」「いつでもやり直し、学び直しができる社会」、「保育園での親子面談に子どもも参加し、意見を言うことができる」など、日本とは異なる社会システムや価値観にふれ、自国の教育保育を見つめ直す機会となりました。