11月17日（月）の「生活デザイン史」に、ゲストスピーカーとしてプロダクトデザイナーの福定 良佑先生をお迎えし、近年のイタリアデザインを中心としたお話を伺いました。

イタリアの大学院で学び、世界的インテリアデザイナー パトリシア・ウルキオラ氏のもとで研鑽を積まれた際のエピソードや、帰国後に携わっておられるイタリアやデンマーク、京都のクライアントとのデザインワークについて、具体的な事例とともに丁寧に解説いただきました。そして、どのようにデザインが生まれていくのか、そのプロセスや思考法を知る貴重な機会となりました。

学生からは「イタリア留学に興味があったが、デザイン文化の違いについて知り、挑戦したい気持ちがさらに強くなった」「イタリアは人口が日本の半分ほどにもかかわらず、日本よりも多くの家具メーカーが存在することに驚いた」などの感想が寄せられました。