神戸ファッション美術館でフィールドワークを実施 ( 被服造形研究室 )
被服造形研究室(担当:藤本 純子 教授 )の3年次生は、11月2日(日)に神戸市東灘区の神戸ファッション美術館を訪れ、企画展「永澤陽一の創造と革新」およびコレクション展「靴と服と時代」を、学芸員の方の解説をいただきながら鑑賞しました。
「永澤陽一の創造と革新」展では、多数の作品や映像により、永澤氏のファッションショーへと没入するような構成となっており、独創的な素材使いやフォルム展開、細部のこだわりによって紡ぎ出される世界観に圧倒されました。コレクション展「靴と服と時代」では、時代ごとに変化してきた衣装や靴の構造、装飾の工夫を間近に観察しました。文献では得られない「実物を見て感じる学び」を体験し、ファッションへの理解を深める貴重な機会となりました。
また、エントランスホールで開催されていた「インターカレッジファッションデザイナーズ2025」では、ファッションを学ぶ学生による53点の作品が展示されており、他校の創造的なアイデアに触れることで、自身の卒業論文に向けた作品制作のモチベーションを高めることができました。
さらに3階のライブラリーでは、ファッションやデザイン関連の書籍を手に取り、それぞれの卒業論文テーマに役立つヒントを探す姿も見られました。
被服デザインの変遷とクリエイションを「観て・感じる」ことを通して、多くの刺激と学びを得た一日となりました。学生たちは今回のフィールドワークでの経験を活かし、今後の研究・制作に取り組んでいきます。


