5月14日（水）に居住空間研究室（担当：塚田由佳里准教授）４年次生が、甲南女子大学人間科学部生活環境学科土居英夫ゼミ（建築設計・インテリアデザイン）を訪問し、交流会を行いました。

甲南女子大学学舎は建築家・村野藤吾氏が設計したキャンパスであり、土居先生に学内を案内いただき、芦原講堂、阿部記念図書館、学生会館、管理棟等の建築意匠・計画について解説していただきました。
土居ゼミの卒業論文の概要と研究室活動を拝聴後、本研究室４年次生が卒業論文の概要を発表し、土居先生より講評を受けました。
住空間・インテリアデザインを学ぶ他大学の学生と卒業論文の内容や進捗状況を共有することができ、刺激を受けて自身の研究を見直し、研究活動を推進する良い機会となりました。

学生の感想

• 白を基調とした校舎の雰囲気が大変魅力的で、村野藤吾の細部にこだわる建築に触れることができた。特に、芦原講堂の細く、滑らかな曲線を描いた手すりや波打つような天井の曲面のテクスチャー、柔らかくふんわりとしたカーテン、花柄の絨毯など、丁寧なこだわりと立派なパイプオルガンをもつ内部空間の迫力との対比が印象的だった。
• 甲南女子大学の方のプレゼンを拝聴し、研究内容や目的、仮説など適切にまとめ上げられており、とても参考になった。機会があれば途中経過など報告しあえたら良いと思った。