集合住宅におけるアダプタビリティについて学修
7月23日(火)2講時の「すまいの計画学」(2年次・春学期)に、ゲストスピーカーとして大阪公立大学大学院生活科学研究科の土井脩史氏をお招きし、集合住宅のアダプタビリティ(変化適応性・順応性)についてご講義いただきました。
現代集合住宅は画一的な間取りになりがちですが、本授業では居住者のかたちや家族のライフステージに応じて住戸の間取りを自由に変更できる「スケルトン・インフィル」の仕組みと限界について実例をもとに解説いただきました。さらにスケルトン・インフィル方式をDIYやリノベーションへ応用する可能性についてもお話しいただきました。
住み手自らが住空間を自分好みに作り変えていく面白さ・楽しさを感じることができ、住宅ストックを活用・再生するための多くのヒントを得ることができました。