2022年度人間生活学科公開講演会『風土と建築』を開催しました

2022/12/13

11月30日(水)に今出川キャンパス楽真館R401教室にて、2022年度人間生活学科公開講演会を開催しました。無有建築工房を主宰する建築家・竹原義二氏をお招きし、『風土と建築』と題して、これまで手がけた3つの建築の物語をお話しいただきました。

今回は3年ぶりに学外へ公開した講演会を開催でき、115名にご参加いただけました。講演では、震災被害を受けた蔵を障がい者の自己表現を支える美術館へと再生した試みや、仮設保育園の改修・増築、家継ぎを前提とした二世帯住宅の空間設計についてお話しいただきました。

参加した学生からは「朽ちた部材だけを取り除いて修復すれば建物を壊さずに済む。朽ちたものを見定め、木造建築の継接ぎの技術を用いて直していくのが素晴らしい」「新しさや便利さが志向される現代において、経年変化による美しさや不便さの中の快適性といった見方に触れ、これまで価値観を見直すことができた」「手間を楽しむ意識から不便を楽しむ余裕が生まれ、豊かな気持ちと心地よさを感じることにつながり、コロナ禍の不便な環境であってもいかに楽しめるかが重要だとわかった」「コロナをきっかけに、改めていろんな人と出会うことの大切さや当たり前にあるものを見直し、本質を見出せるように目を向けていかなければならないと思わされた」といった感想が寄せられ、心地よいくらしや住環境について見直し、価値観を問い直す有意義な学びの機会となりました。

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