9月29(金)・30日(土)の1泊2日で、都市空間研究室4年生3名が金沢市にてゼミ合宿を行いました。

1日目は、金澤町家情報館にて金沢大学名誉教授の川上光彦先生より、金沢の都市の成り立ちや金澤町家の特性、それらを活かしたまちづくりを行うための各種法制度や課題について解説いただきました。また、鈴木大拙館を見学し、金沢を代表する建築家である谷口吉生の建築空間を堪能しました。
2日目は、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館にて両建築家の金沢のまちづくりへの貢献について学び、「アニメ背景美術に描かれた都市」という企画展示では、背景描写と世界の建築家により構想された未来都市との関連や、都市景観に対するクリエイターの眼差しについて学びました。その後、五大醤油産地の一つである大野にて醤油・味噌蔵と「こまちなみ条例」で保全された町並みを見学しました。

金沢という都市を魅力的にしている建築物や景観、それらを支える仕組みについて理解する、学びの多い合宿となりました。