6月28日(火)2講時「生活文化史」のゲストスピーカーとして、仏語翻訳家レオポール・ダァン氏をお迎えし、フランスの生活文化についてお話しいただきました。
フランスでは食や言論に重きが置かれていて、その源流には中世貴族の社交場である「サロン文化」が影響していること、さらに1950年代から1960年代の女性ファッションの流行の移り変わりから、女性が「女性らしさ」から解放され、個人の自由な表現や生き方を志向していく過程を解説いただきました。
現代のフランスに息づく慣習や美意識の源流を辿る貴重な時間となりました。