東京フィールドトリップ(Japanese Studies Program)

2017/10/29

10月28日(土)から29日(日)にかけて、Japanese Studies Program(JSP)の日本文化・社会クラス『Japan Studies B』の一環として、東京でフィールドトリップを実施し、JSP留学生5名、クラスメイトの学生4名および引率者3名が参加しました。

Japan Studies Bでは、日本の文化や、マンガやアニメーションなどのメディア、芸術などについて学んでいます。
今回のフィールドトリップでは、まず三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館を訪問しました。ジブリ美術館ではアニメーションの仕組みや歴代のスタジオジブリ作品で登場した食事に関する企画展を鑑賞しました。さらにジブリ美術館でしか見ることのできないオリジナル短編アニメーションを鑑賞することができ、日本のアニメーション文化を築いてきたスタジオジブリの軌跡をたどることができました。

また、原宿では太田記念美術館で葛飾北斎の浮世絵『富嶽三十六景』を鑑賞しました。そらにその後、上野の東京都美術館に場所を移し、葛飾北斎や歌川広重に影響を受けたとされる印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホの特別展『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を鑑賞しました。この展覧会では、ゴッホの描いた絵画の中に浮世絵が登場することなどを紹介しており、留学生たちはそのことをとても興味深く感じた様子でした。

JSPの課外フィールドトリップは、留学生と本学学生が授業外でも日本文化を学びながら、交流を深める機会となることを目的としています。この参加を機会に、日本文化についての関心と学生同士の交流が深まることを願っています。