同志社女子大学の集い2016 安中ツアー
毎年全国5会場で開催している「同志社女子大学の集い」を本年度は安中でも開催しました。ゆかりの地を訪ねるツアー形式で実施し、参加者は151名でした。
新島襄がアメリカから帰国後、父母の住む安中へ帰郷し数週間を過ごした新島襄旧宅を訪問。参加者は遺品や展示されている写真を興味深く見学していました。
その後、新島襄より湯浅治郎をはじめとする地元の求道者30名が洗礼を受け、創立された安中教会を訪ねました。群馬県では最初のキリスト教会であり、同時に、日本人の手により創立された日本で最初のキリスト教会でもあります。教会では江守秀夫牧師のお話をお聞きし、参加者一同軽妙なお話に聞き入っていました。
新島襄旧宅、安中教会では安中市観光ボランティアの会のガイドさんに、歴史や見所などを解説いただきました。
昼食は並木苑にて、地元の特産品を使用した地産地食の特製折弁当をいただきました。昼食会場では料理に使用した食材や、群馬県の特産品について解説を受けながら昼食を取りました。
ツアーの最後に新島襄の生き方を建学の基礎としている新島学園にて、加賀裕郎学長より「女性・日本社会・同志社-2030年を展望する」と題した講演を行いました。講演会の参加者はツアー参加者以外に一般の方、新島学園の在校生保護者を含め187名で、大盛況のうちに終了しました。
参加者からは「新島先生の旧宅を訪問する目的を達成し感動した」「新島襄旧宅、安中教会を訪れて新島襄先生の足跡に想いを馳せた」「学長の講演会を聴いて久しぶりに学生に戻ったような感覚を覚えた」などの感想が寄せられました。