国際交流セミナー(テーマ:オックスフォードの教育とJapanese Studies 他)

2016/07/05

本年度の国際交流セミナーは、苅谷剛彦氏(オックスフォード大学社会学科教授/同大学ニッサン現代日本研究所教授)、そして佐々木亮氏(中央大学大学院博士課程/跡見学園女子大学兼任講師)のおふたかたをお迎えして開催しました。

第一部の講師苅谷剛彦氏は、『オックスフォードの教育とJapanese Studies: 二つの学問コミュニティとその狭間で』をテーマに、オックスフォード大学とその教育方法の紹介、日本研究が抱える諸課題、そして日本研究、教育社会学という2つの学問コミュニティに属する苅谷氏の研究の関心としての「教育と近代化論」を3つの柱にご講演されました。

引き続き、第二部の佐々木亮氏は、『イギリスの大学における多様性と地方都市の生活』をテーマに、ご自身のヨーク大学大学院での留学経験を踏まえ、イギリスの大学教育の特徴を日本の大学と比較しつつ紹介された後、EUの諸価値とイギリスのEU離脱がもたらし得る影響について概観されました。

今回の国際交流セミナーは、アゴラブリタニカ(イギリス研究会)との共催で開催しました。来場者数は51名(本学学生・卒業生23名、本学教職員8名、一般市民他20名)でした。