現代社会学部公開講座 第21期 町家で学ぶ京都の歴史と文化 ~第4回 『近代パリの音楽文化』~

2016/02/06

講演者:椎名 亮輔[本学音楽学科教授]

 革命や動乱を経た19世紀後半から20世紀にかけてのフランスでは、サーンス・フォーレ・ドビッシー・サティなど多くの作曲家を輩出した。曲調の変遷、なかには模倣した形態のものなど、実演を通して例証された。当時の雰囲気を彷彿させるピアノ演奏を織まぜ、ルイ王朝時代の文化を素描しながら、近代パリの音楽文化に分け入った。