日　時：2023年9月15日（金）14:30～15:45
場　所：国立国会図書館 関西館（京都府相楽郡精華町）

本講座は、本学を含むけいはんな学研都市エリアに立地する7大学及び国立国会図書館関西館が市民向けに3週連続で開催するもので、今年で23回目を迎えました。

今回より対面形式による講演が再開され、本学からは大倉真人現代社会学部社会システム学科教授が『テクノロジーの進歩と保険～保険の未来について考える～』と題して講演を行い、約120名の参加者が耳を傾けました。　

講演では、まず、保険加入がリスクを軽減する一方で、損害防止努力を行う動機を失われてしまう問題が生じることを示されました。そして、この問題への対応に関連して、AIなどを活用した個人の運転特性情報などを加味した新たな保険について紹介されました。さらに、このような新たな保険の登場によって、保険の未来が大きく変わる可能性があることについて示唆されました。