第6回《Vine》講座を開催しました

2018/11/05

第6回《Vine》講座は同志社女子大学現代社会学部 社会システム学科の大倉真人准教授をお迎えして 
「6人に1人が貧困の時代:所得格差について考える」を題材に講演頂きました。

・「貧困」とはどのような状況をさしているのだろうか?
・日本における所得格差は拡大しているのだろうか?
を大きな題材とし、「貧困」には絶対的貧困(最低限の生存条件を欠くような貧困)と相対的貧困(その国において普通とされている暮らしをするのが難しい貧困)があることや、経済学者ジニが考え出したジニ係数により所得格差を測り日本での所得格差は拡大しているかどうかを考えました。

最近の日本は高齢者社会になり、低所得者や生活保護の人も増え、その人数によりジニ係数が高くなり所得格差が高くなっているが社会保障などによりかなりの程度是正されていると言うことがわかりました。

受講されたみなさんも身近な問題ということから講演後の質疑応答では沢山手が上がり色々な質問がされました。

 

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