京料理食事マナー体験を実施

2026/10/08

日時:2026年10月3日(土)
場所:京料理六盛

 

第11回目となる「京料理食事マナー体験」を、京料理の老舗「六盛」にて実施しました。会席料理を通して日本文化に親しみ、社会人としての教養と品格を身につけることを目的とした本企画には、今回、75名の学生が参加しました。

当日はまず、料亭のご主人から、食事のマナーは単なる作法ではなく、同席する方や料理を用意してくださった方への心遣いを表すものであることなど、マナーの意義についてお話しいただきました。中でも、「人にやさしく、人を思いやる気持ちで食事をしてほしい」という言葉が印象的で、形だけではないマナーの本質について考える機会となりました。

その後、実際にお料理をいただきながら、「懐石」と「会席」の違いや和食の源流、会席料理の流れをはじめ、料理や器の扱い方などについて、一つひとつ丁寧にご説明いただきました。また、掛け軸や花など、料理だけでなく、しつらえにも季節やおもてなしの心が込められていることを学びました。さらに、訪問時の上座・下座の位置関係、履物の脱ぎ方、襖の開け方、座布団への座り方など、和室での立ち居振る舞いについても実践を交えながら教えていただき、社会人として身につけておきたい基本的なマナーを幅広く学ぶ機会となりました。

学生にとって、老舗料亭で正式な会席料理をいただく機会はなかなかなく、大変貴重な学びの場となりました。今回の体験は、日本の伝統文化に触れながら、相手を思いやる心とともにマナーを身につけるだけでなく、学生時代の思い出の一つとして心に残る機会にもなったことと思います。最後には、参加者全員が豊かな心持ちでお箸を置く姿が印象的でした。

参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

  • 食事の作法は単に決まりを守るだけではなく、一緒に食事をする相手への配慮や思いやりにもつながっていると感じました。
  • 知識として知っているだけでなく、実際に食事をしながら正しい食べ方やマナーを実践して学ぶことができたので、社会に出た際に役立つと思います。特に、会食や仕事での食事の場など、マナーが求められる場面で、今回学んだことを活かしたいです。
  • 実際に京料理をいただきながら、料理の食べ方やお箸の使い方だけでなく、器の扱い方や料理の盛り付け、季節感を大切にする京料理の文化について学ぶことができました。特に、料理だけでなく器や盛り付けにも季節が表現されていることが印象に残りました。
  • 今回のマナー講座で特に印象に残ったのは、靴の脱ぎ方です。これまで後ろを向いて靴を脱いでいたので、それが間違いであることを知ることができてよかったと思いました。これからは前向きのまま靴を脱ぐように気をつけようと思います。
  • 学年を超えて一緒に食事をする機会はなかなかないのでとても良いと思いました。
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