同志社女子大学今出川講座「デジタル技術で描く未来のくらし」を開催

日時:2025年2月15日(土)14:00~16:20
場所:本学今出川キャンパス
- 第一部講演:使いやすさのデザイン
- 和氣 早苗 氏(本学学芸学部メディア創造学科 教授)
- 第二部講演:しあわせになるコンピュータ
- 清川 清 氏(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域 教授)
2024年度の今出川講座は、2024年6月に締結した奈良先端科学技術大学院大学との包括連携協定を記念した開催で、約120名の来場がありました。
第一部の講演では、さまざまな生活の場面におけるデジタル化に加えて、AIアシスタントの技術革新が進む中、道具の使いやすさを追求するうえで開発者に求められる視点について提言されました。またユーザーである私たちには、AIアシスタントの活用が当たり前の世の中であっても、AIを一つの「道具」として使う側であるという意識を持ち続けることが大切であると示されました。
第二部の講演は、ウェアラブルデバイスなどを用いたバーチャルリアリティの最先端技術が、健康管理、ストレス軽減、日常生活の利便性向上、夢や理想の実現など、どのように私たちを「しあわせ」に導くのかについて紹介されました。最新の研究事例が多数示され、ユニークな発想や着眼点を元に進められる研究や開発の数々は、誰もが人として幸せに生きることができる未来を想像させるものでした。
本講座には、在学生ご父母の皆さまや本学卒業生のほか、年齢を問わず本テーマについて興味関心をお持ちの方々が多数来場され、「AIが道具であることを意識しつつ上手く使っていく姿勢が重要だと学べてよかった」「AIと向き合うたのしい未来が見えた気がした」 などの感想をお寄せいただきました。


