2025年度『大文字の送り火 観覧の会』を開催

8月16日(土)、今出川キャンパス楽真館にて6回目となる同イベントを開催。全国各地から約190名の寄付者等の方々にご参加いただきました。
送り火鑑賞前には天野太郎教授(現代社会学部社会システム学科)に『五山の送り火に向けられた観光のまなざし』と題し講演をいただきました。古来より宗教行事であるとともに観光の対象として描写されてきた送り火について、現存する史料を用いながら分かりやすく説明いただきました。
講演後は、この日のみ特別に開放される楽真館屋上テラスに移動。点火直前に雨に見舞われたものの、すぐに弱まり、東から順に点火される大文字、妙法、船形、左大文字を静かに見届けました。
講演会前には希望者を対象としたキャンパスツアーを実施。学生スタッフの案内により栄光館瞑想室やファウラー講堂、ジェームズ館などを巡り、本学の建物や歴史についても知っていただく良い機会となりました。
参加者からは「母校である同女から送り火を鑑賞できる機会に恵まれ、感謝しています」「古地図を使っての講演はとても興味深かったです」「普段は見ることができない歴史ある建物の中を見学できて感動しました」といった声が寄せられました。




