同女キッズカレッジ2025 「げんきなとき、びょうきのとき、ケガのとき、からだの中はどうなってるの?」を開催

2025年8月9日(土)、精華町・けいはんな科学コミュニケーション推進ネットワーク(K-Scan)との共催で、「同女キッズカレッジ2025 × 科学のまちの子どもたち」を開催しました。会場は、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)内のSEIKAクリエイターズインキュベーションセンター。小学生とその保護者約20名が参加しました。
今回のテーマは、「げんきなとき、びょうきのとき、ケガのとき、からだの中はどうなってるの?」。子どもたちは、スタンプラリー形式で複数の体験ブースを巡りながら、「わたしのからだカード」を完成させていきました。
イベントはミニレクチャーからスタートし、その後3つのスタンプラリーブースで、からだのしくみを体感するゲームや実験に取り組みました。目の錯覚を体験するコーナーでは、「えっ?見えかたがちがう!」という驚きの声があがりました。血液の働きについて学ぶコーナーでは、赤血球に見立てた大きいバケツと小さなスプーンを用い、それぞれ時間内に運ぶことができるボール(=酸素)の量を見て貧血状態を理解するゲームに挑戦。自身のヘモグロビン値を測定する機会も設けました。
薬の実験コーナーでは、薬が胃や腸でどのように溶けていくのかを観察。白衣や保護メガネに身をつつんだ子どもたちは、本物の実験器具を用いた観察実験に興味津々の様子で、「わたしのからだカード」への記録を熱心に行う姿が見られました。
講師は、医療薬学科の西村 亜佐子特任助教が務め、医療薬学科生6名も運営に参加しました。スタンプラリーブースでの運営や進行はすべて学生が担当し、子どもたちが安心して実験や体験に参加できるよう、丁寧な声かけや雰囲気づくりに注力しました。
参加者からは「からだの仕組みや薬、細胞について知れたことが心に残った」「ゲームもあっておもしろかった」などの感想をいただきました。


