受講生の声

栄養についてさらに学びを深めていきたいと考える傍ら、独学では学びえない知識の獲得、また栄養学に関する専門用語など“分かっているつもり”でも、実際に自身の仕事とどのようにつながっているのか、漠然とした部分もありました。

自身が学んでいく中で、感銘を受けた栄養学。働きながら、基礎を一から学ぶために大学に入学するのは難しいと感じていたところ、『履修証明プログラム』という制度があることを知り、そこでヒットしたのが同志社女子大学の「食と栄養・健康」コースでした。

同志社女子大学の履修証明プログラムを利用してみて、栄養学の基礎と臨床に精通している先生方による講義や、講義中に端々で話されている内容が、意外と自身の仕事につながっているのだということが分かりました。専門分野であるスポーツや運動の科目も受講し、基本的な部分の学びなおしであると同時に、新たな発見もありました。

実際にいくつかの科目を受講してみて感じたのは、1学年から何度も繰り返し基礎を復習し、新たな知識を加えることで、より実践的な内容に仕上げていくような授業展開をしているのだということでした。私は様々な学年の科目を受講したためそう感じたのかも知れませんが、繰り返しや振り返りによって講義内容の重要さに気付くことができ、それが知識や知恵として培われていくのだと思いました。

その中で特に印象に残った授業は、河合美香先生の「食物と健康」です。元アスリートであり、アスリートのサポート業をされていた経験を交えた講義内容だったので、栄養がいかに体にとって重要であるかを身近に捉えることができ、また非常にイメージがつきやすい実践的な内容でした。

各々の科目だけをみればどう影響しているのかわかりにくいかも知れませんが、互いの授業をリンクさせ最後に全体像を捉えることができるような学びであれば、有意義な4年間になるのだと思いました。

ありがとうございました。